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162 よかったに
「夢にキム〇クが出たんよ、あのキム〇クが」
妻が嬉々として話す。
いい婆さんが何をいまさらと聞いていると、最後にこうのたまう。
「あのまま夢がさめんで、ずっとキム〇クと一緒だったらよかったに」
妻の話を聞いて、オレも夕べ見た夢のことを思い出した。
「オレも変な夢を見たんやけど」
「どんな?」
「大きなカマキリみたいな宇宙人に追われてな、ソイツから必死になって逃げる夢や」
妻いわく。
「その宇宙人に、あんた連れていかれたらよかったに」
「夢にキム〇クが出たんよ、あのキム〇クが」
妻が嬉々として話す。
いい婆さんが何をいまさらと聞いていると、最後にこうのたまう。
「あのまま夢がさめんで、ずっとキム〇クと一緒だったらよかったに」
妻の話を聞いて、オレも夕べ見た夢のことを思い出した。
「オレも変な夢を見たんやけど」
「どんな?」
「大きなカマキリみたいな宇宙人に追われてな、ソイツから必死になって逃げる夢や」
妻いわく。
「その宇宙人に、あんた連れていかれたらよかったに」
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