表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛妻語録  作者: keikato
16/719

16 取扱説明書

 印刷中のプリンターが動かなくなる。

 どうやっても作動しないので、しかたなく取扱説明書を取り出してきた。

 なんとかそれらしきページをさぐりあて、老眼の目で小さな文字としばらく格闘する。

「くそー、ぜんぜんわからんな」

 ブツブツと文句をたれるオレの声が、テレビを見ていた妻の耳に届いたらしい。

「ねえ、どうしたん?」

「説明書の字が小さすぎてな、なにを書いてるんかさっぱりわからんのや」


 妻いわく。

「見えたって、どうせわからんのやない?」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 奥さん、大正解?ლ(´ڡ`ლ)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ