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愛妻語録  作者: keikato
145/719

145 苦楽はともに

 楽あれば苦あり。

 苦あれば楽あり。

 人生、山あり谷ありの連続である。

 妻と出会って四十余年。

 これもまた、楽と苦が織りなすものであったような気がする。

 実際、隠居生活を始めてからの五年間。

 子供らが結婚し、孫が生まれたばかりでなく、二人の親があいついで亡くなった。

「楽しいことも、辛いこともいっぱいあったな」

「そうやね」

「これからは楽になるぞ。なにがあっても、死ぬまでそばにいてやるけんな」


 妻いわく。

「それが一番の苦なんやけど」





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