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137 七夕伝説
明日は七夕。
「なあ、知ってたか? 織姫と彦星が夫婦だったってこと」
「ううん」
「で、あの二人、なんで一年に一回しか会えんのか知ってるか?」
「知らんけど」
「二人は夫婦になると怠け者になってな、天帝に天の川の東と西に引き離されたんよ。それで二人は悲しみに暮れたんやけど、それを見た天帝が七月七日の一日だけ会うのを許したってよ」
「そうなん」
「なっ、いい話やろ」
妻いわく。
「夫婦なのに、一年に一回しか顔を合わせんでいいところがね」
明日は七夕。
「なあ、知ってたか? 織姫と彦星が夫婦だったってこと」
「ううん」
「で、あの二人、なんで一年に一回しか会えんのか知ってるか?」
「知らんけど」
「二人は夫婦になると怠け者になってな、天帝に天の川の東と西に引き離されたんよ。それで二人は悲しみに暮れたんやけど、それを見た天帝が七月七日の一日だけ会うのを許したってよ」
「そうなん」
「なっ、いい話やろ」
妻いわく。
「夫婦なのに、一年に一回しか顔を合わせんでいいところがね」
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