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愛妻語録  作者: keikato
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118 パーマン2号

「もっとしっかりせんと」

 日頃のだらしなさを妻にさとされる。

「うちがいなくなったら、面倒みてくれる人だれもおらんのやけんね」

「そんときはな、お屋敷に住む金持ちの奥様に面倒をみてもらうわ」

「パーやないん?」

「それで毎日、お小づかいを三万円もらえるんよ」

「ほんと、あんたってパーなんやね」

「パーでけっこうや。オレはパーの男で、奥様の2号さんやけん、パーマン2号やな」


 妻いわく。

「そういえば、パーマン2号ってサルだったのよね」





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