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116 鼻の穴
妻が思い出したように言う。
「つまらんことするの、あんたに似てきたと思わん?」
孫のことである。
「ふん!」
オレは鼻先であしらった。
「すごいね、あんたの鼻の穴の大きさ」
「なんや、いきなり」
「鼻が鳴ったのを見て、あらためて思ったんよ」
「いらん世話や」
「親指が入るんやない? つまらんことやけど、ちょっとやってみせてくれん」
オレは親指を突っこんでみた。
「スポッと入ったね」
「そうやな」
妻いわく。
「ねえ、足の親指も入るんやない?」
妻が思い出したように言う。
「つまらんことするの、あんたに似てきたと思わん?」
孫のことである。
「ふん!」
オレは鼻先であしらった。
「すごいね、あんたの鼻の穴の大きさ」
「なんや、いきなり」
「鼻が鳴ったのを見て、あらためて思ったんよ」
「いらん世話や」
「親指が入るんやない? つまらんことやけど、ちょっとやってみせてくれん」
オレは親指を突っこんでみた。
「スポッと入ったね」
「そうやな」
妻いわく。
「ねえ、足の親指も入るんやない?」
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