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追憶の詩

作者: 倉橋紗由深

 雲になりたいと言ったら  


あなたは隣でただ

 

 ――――― そう、と短く応えた




 鳥になりたいと言ったら


 ―――――ぼくも一緒に空を飛びたい

 

 と返ってきた




 ぼくの世界は、閉ざされている。

 

 鳥かごの中で生きることを許されたインコと変わりない。

 

 ただ、広がる空を見上げ、飛んでみたいと願いながらも、そこから飛び立とうとは、しない。

 

 ここが唯一の、ぼくの世界。


 


 あなたはいつ、ぼくをここから連れ出してくれるの。


 空を飛ぶ、夢を見ながら……。

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― 新着の感想 ―
[良い点] はじめまして、西尾和也です!   幻想的な比喩表現を使ってらっしゃって、想像力が膨らみました。 [一言]  なんか心のノートに書かれてそうな詩でした。  私も作品を書いていますのでお暇で…
2016/02/08 22:14 退会済み
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