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砂浜の奇跡

作者: Soraきた

砂浜の奇跡

足を踏み入れたのは、まぎれもないキミと僕

でも、どちらからでもない微妙な立場でいる

黄昏色に染まる海は

過去と未来

どちらにでも進んでいけるように

そのときを待っているように映る


なつかしい風に触れたとき

キミは未来の言葉を選んだ

僕には聞こえない、今は・・

それでいい、今だから

いつか

ゆっくりと聞かせてくれたらいい


言い訳はしない

キミに近い言葉を僕が選んだとしても

そのうちに僕の言葉として

キミに誓うモノを作ってみせるから

きっと


見慣れた街で

背伸びしてみた

細い舗道の先に影が遠く伸びていった

気がつけば、静かなひととき

夢と交互にさみしさがあったとしても

惑わされないように

さみしさが先行しても

あきらめないでいよう


数時間前の砂浜にふたりがいた

その事実を

落ち着いてみたら

かっこよすぎて、お似合いでいる


さっき、微妙な立場にいたなんて

もう、これからは思わない

振り返らない




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― 新着の感想 ―
[良い点] 素敵です。 ただただ、素敵だと思います。 何処か、懐かしい。 心打たれました。 [一言] 素敵な詩を、本当にありがとうございます。
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