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第四十五章 魔物の奇襲

第四十五章 魔物の奇襲


さて、前回までスローライフ(?)を楽しんでいた松井塾長達であったが、とある事件がある。


それは、新ジューク王国での出来事である。


勇者ゼータが、勇者として快進撃を続けていたのだが、その情勢を見たバル国王はとある決断をする。


バル国王「戦局が動きそうな、今こそ新ジューク王国からも兵力を出して、勇者ゼータの応援をするべきだと思う。皆意見はあるか?」


大臣「国王。まず、勇者の障壁となるものとしては、八王のインセクトブルーを打ち破ることが必要かと思います。」


バル国王「確かに。あやつは軍事力が増大していると聞く。早急に倒さねば後々厄介なことになる。我々の復興状況と兵力の補充訓練から考えて、敵と味方の戦力差をここへ。」


軍務大臣「はい。ここに。我々の偵察部隊が調査したところ、敵方の軍勢は、おおよそ一万三千ほどとなります。当方の軍勢はおおよそ二万ほどということになります。」


バル国王「ちと、兵数が足りんか・・・。」


軍務大臣「お待ち下さい。我々の冒険者ギルドに登録している人数及び近隣諸国からの援軍を募りましょう。」


バル国王「ほう。援軍のあてはあるのか?」


軍務大臣「はい。まず、我が手勢にプラスして、複数の近隣諸国から五百名ほどの援軍ならいつでも取り付けられるとの報告があります。その数、総勢合わせてざっと、五千名ほどとなります。」


バル国王「なるほど。しかし、頭数だけを増やしたからといっても戦に勝てるものではあるまい。」


軍務大臣「は。それに関してもすでに手配済みになります。冒険者ギルドのBランク以上の冒険者に報奨金2000万ゴールドで参加されるようにとのことで手配しております。すでに、参加を表明している冒険者も非常に多く、ざっと三百人は集まると思われます。なお、今回の作戦には、SランクSSランクの冒険者もすでに参加しているため、相当の戦力増強が見込まれるものと考えます。」


バル国王「軍事力に置いて質・量ともに申し分ないな。手勢三千を城に残し、残りは私自ら出陣する。ついてまいれ。」


軍務大臣「は・仰せのままに。」


かくして、八王インセクトブルーVSバル国王の戦いが行われる予定だった。


この試合インセクトブルー1万3千VSバル国王2万2千の戦いになるはずだった。


が・・・この戦争に関しては、インセクトブルーが一枚上だった・・・。


インセクトブルー「バル国王ついに動いたか。2万2千ほどでわが居城を落としに来たな。」


部下「いかが致しましょう。」


インセクトブルー「打って出る。」


部下「は。野戦でございますね。」


インセクトブルー「いや。違う。1000の兵士を残し、残りの1万2千は、新ジューク王国への奇襲に向かう。」


つまり、この戦争。インセクトブルー1万2千VSバル国王軍3千という、当初、バル国王が想定していた戦いと全く異なる戦いになってしまったのである。


しかし、ここで、インセクトブルーはいくつかの誤算があった。


インセクトブルーは、この戦争で自分たちの方面に戦力を送り込んでくる部隊に、松井塾長がおおよそ含まれているであろうということを計算に入れた。


インセクトブルー「恐らく、我々の居城に攻め込む部隊には、松井塾長初めとした冒険者の精鋭も含まれているであろう。あの、特別戦力さえいなければ特に問題はない。」


が、否。松井塾長は、スルーしていた。というか・・・そんな依頼がされている事も知らなかった。というか、軍務大臣もバル国王も出発してから気がついた。だって、Gランクだから・Gランクだから。なぜならーーーGランクだからだ!!!


松井塾長「バル国王の任務依頼?Bランク以上。あ、俺関係ねぇーわ。」


出発してしばらくして、


バル国王「あーそう言えば、松井塾長はどこにおる。久しぶりの機会なので、少し会話でもしたい。」


軍務大臣「は。少々お待ち下さい。」確認をとったが・・・


軍務大臣「え・・・来てない?え、嘘でしょ。来てないってどういうこと?」


バル国王「え、なんで。何で来てないの?最大戦力が?」(最大戦力ではない。)


軍務大臣「え、俺、Bランク以上には全て召集をかけたよな?」


バル国王「あーーー。松井君・・・Gランクだったわ・・・。」


軍務大臣「え、もう。冒険者として2年経つんですよ。彼の功績なら、Sランク以上になっていないとおかしいじゃないですか!!!」


バル国王「しまった。あいつ一回も申請してなかったんだわ。しかも、あいつの仲間も昇級審査の申請してねぇーわ。」


バル国王「まぁ、終わったことは考えてもしょうがない。とりあえず、今のところは、戦力としても大丈夫だし、問題ないでしょう。」


バル国王が、インセクトブルーの居城の「インセクト城」への総攻撃を開始するのだった。


バル国王「魔力の出し惜しみをするな!ガンガン押し潰せ。」


兵士「おーーー」ということで丸1日にわたる猛攻撃が続いたことで、あっけなく。インセクトブルーの城は落ちることになった。


軍務大臣「やりました。城が落ちました。」


大臣「・・・(何かがおかしい。)」


バル国王「・・・・・。(あまりにもあっけなすぎないか?)」


バル国王「なぁ、大臣。なにかおかしくないか?」


大臣「確かに。ひょっとしてはかられた・・・」


兵士「伝令・伝令。報告により、お伝えいたします。」


バル国王「うん。何だ申せ。」


兵士「ただいま、新ジューク王国。インセクトブルーの軍勢に襲われております。その数ざっと1万2000人。新兵と残った下級冒険者のみで対応中とのことになります。すぐにバル国王帰還願います。」


バル国王「しまった。今から、新ジューク王国に戻るとすると、全速力で戻ったとしても一日はかかるぞ。」


兵士「お願いします。我々新兵だけでは城は落ちてしまいます。援軍をお願いします。」


バル国王「ええいわかったすぐに帰る。全軍に伝えろ。新ジューク王国を救いに行くと」


という状況に陥っていたのである。一方のギルドの方ではどうなっていたのであろうか?となるが、それは次回になるのでアール

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