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第四十一章 Gランク寮

第四十一章 Gランク寮


松井塾長はひたすらひたすらひたすら。誰にでもできることを誰よりも一生懸命やるということを決意して、ひたすらGランク任務の仕事をこなしていたのだが、ここで、事件が起こる。


Gランク寮の班長「一週間前から新人がこの寮に来たらしいが、俺に挨拶もなんにもない。ふざけやがって。」


Gランク寮の副班長「本当に何考えてんだか・・・最近の若者は。きちんと上下関係をわからせないといけない。一体どういう教育を受けてるのやら!」


ドンドンドンドン


Gランク寮の班長「おい新人。」


ガチャ


Gランク寮の班長「俺たち先輩に挨拶ぐらい普通するもんだろう・・・」


松井塾長「あ、すいません。忘れてました。」


Gランク寮の班長「うん?松井さんですか?松井さんですよね。」


松井塾長「はいそうですよ。すいません。申し訳ない。あれですよね。隣人やお隣の人にあのーお茶菓子とか渡して挨拶するやつですよね。すんません。マジで金と時間がなかったんです。」


Gランク寮の副班長「あーじゃあ仕方がないですね・・・。班長」


松井塾長「今から買いに行ってきますわーーー。」


Gランク寮の班長・副班長「・・・・・。」


松井塾長「あのーすいません。お茶菓子売ってる店ってどこにあります?」


Gランク寮の班長「・・・一緒に行こうか?」


松井塾長「すんませんねーーー。」


とりあえず、お茶菓子を売っている店で、班長の分と副班長の分を購入した上で、とりあえずこの寮に住んでいる二十人分のお菓子を購入することになった松井塾長。


松井塾長「遅くなりまして、大変申し訳ありませんでした。一週間前からこちらで住むことになりましたGランクの冒険者の松井と申します以後よろしくおねがいします。」


Gランク寮の班長「いや、そんなにかしこまらなくていいから。何か困ったことがあったらいつでも呼んでいいから。な。」


Gランク寮の副班長「えー本当にお気遣いなく。なんでも困ったことがあったら、呼んでください。」


松井塾長「あーじゃあ聞きたいんですけど、この寮の中でやべぇー奴いますか?今からお茶菓子持って挨拶行きたいんですけど、いやー喧嘩売られたりとかしたらどうしようって思いまして、そういうヤバい人っていますか?」


Gランク寮の班長「(・・・・何を言っているんだ?こいつは?)」


Gランク寮の副班長「(あんたより強い人この寮の中にいないだろうがよ・・・)」


Gランク寮の班長「うん。まぁ、いないと思うけど、一応一緒に回ろうか?」


松井塾長「すんませんねーー本当に何から何まで・・・」


とまぁ、こんな感じでご近所さんとの関係を大切にする男(?)松井塾長なんですが・・・ものの見事に松井塾長が挨拶に行くと、体が固まるGランク冒険者たち・・・。


松井塾長「なんか、行く先々で俺恐縮されてねぇーか?」


Gランク寮の副班長「(そりゃーそうだろうよ。いきなり、新人ですってご挨拶に来たのが、この国の英雄だってなったら誰でも固まるわい。)」


Gランク寮の班長「うーん。そうだそしたら、明日、月に一回の懇親会があるから、そのときに松井さんも参加するといいよ。」


松井塾長「あーわかりました。」


翌日・・・当然仕事が終わってクタクタになって参加する松井塾長


Gランク冒険者A「ウオー本物だ。松井さんだ。ありえねぇー。」


Gランク寮の班長「さぁこっちへこっちへ。本日は、我がGランク寮に新しく仲間になった松井さんに乾杯。」


Gランク冒険者B「でも、この班長こんなキャラだったけ?」


松井塾長「班長。」


とまぁこんなこともありながらも、松井塾長は、仲間と一緒に・・・


働く・働く・働く・失敗する・働く・働く・働く・働く・働く


そして六ヶ月後その結果何が起こったかというと・・・


冒険者ギルド歴代記録ランキング


煙突掃除回数ランキング1位・下水道大ネズミ退治ランキング1位・スズメバチの駆除ランキング第一位・牛乳配達件数第一位etc


数々のGランク任務の歴代記録を更新していくのであった。


一方仲間はというと、当然その下にランキングされることになる。


デニスくん第二位 バットくん第三位 トーマスさん第四位 ジール第五位といった具合になる。


デニスくん「ついていけねぇーよ。松井さんの体力バカには・・・」


トーマスさん「うん。なんだろう。俺、何もしてないのに、この間の昇級審査で、Eランクになってしまったよ。」(師匠のポイントは、弟子のポイントの半分と自分のポイントの合算で決まる。)


トーマスさん「ところで君たちは、昇級審査には行かないの?」


ジール「そんな余裕はないですわ。」


バットくん「ジールさんとトーマスさんはまだいいですよ。週5ですから・・・俺ら、週六であの人と一緒にはたらいてるんですよ」


デニスくん「しかも、何が恐ろしいかというと、松井さん週七で働いているのに、まだ元気なんだよ。何だよ二九日連続出勤とか五四日連続出勤とか、七〇日連続出勤とか・・・」


トーマスさん「しかも何が恐ろしいって、彼が一番早くから仕事して、一番遅くまで仕事してるんだよな・・・生活は豊かになったが、別の意味で死にそうだよ。」


松井塾長「さーて、今日も、夕方の部の仕事行きますか!」


Gランク寮の班長「あー松井さんいたいた。」


松井塾長「あー班長。お疲れさまです。何かごようですか?」


Gランク寮の班長「何か御用じゃないですよ。おおありだよ。あんたたくさんGランクの任務やるせいで、俺のところまで苦情きてるんだよ。」


松井塾長「え、なんて?」


Gランク寮の班長「このままのペースだと今月のGランクの任務なくなるでしょ。任務なくなったら、Gランクの冒険者生活できないよ。あ、トーマスさんあなたからもなんとか言ってやってくださいよ。」


トーマスさん「え、Gランクの任務がなくなるってマジ?Gランクの任務なんて基本いつも余ってるでしょ?


Gランク寮の班長「そうだよ。ありえない光景だろ。」


トーマスさん「まぁ、そういう事なら、松井君。これ以上Gランクの任務はやめよう。毎月、Gランクの任務は五割までとして、それ以上の任務は取らないようにしましょう。まぁ、休むことも大事ですよ。」


松井塾長「まぁ、他の人に迷惑かけるとよくないですね。わかりました。」


バットくん「フー助かった。」


Gランク寮の班長「あーよかった。もう少しで生活できない人が出るところだったよ。」


松井塾長「ということは、残りの一五日間は、余っている、Fランクの任務を行っていけばいいんですね。」


バットくん「・・・・・(何いってんだこの人。)」


デニスくん「よっしゃーGランク任務ばかりで飽きてたところなんですよ。」



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