表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
金色の九尾lll  作者: ブレイブ
四章、十二宮の勇者の覚醒
94/422

四章、十二宮の勇者の覚醒、プロローグ

宿、風呂場


「んん!?」


愛理はラフォリアと蒼狐と共にお風呂に入っていた、そして体を洗っていたのだが、お尻にムズムズを感じたので、立ち上がる。


「んんん!」


そしてズルルと新しい尻尾が生えて来た、生えて来た数は一本、愛理はこの瞬間四尾となる。


「はわー、驚きました・・・、愛理がこの前言っていた、驚かせてあげるってこの事だったんですね」


初めて妖狐の尻尾が増える瞬間を見たラフォリアは、新しく生えて来た愛理の新しい尻尾を物珍しそうに見つめる。


「はぁはぁ・・・、そうだよ、あー恥ずかしい」


愛理は尻尾が生えて来たせいで上がってしまった息を整えつつ、頬を赤く染める、尻尾が増える瞬間を見られてしまう事は妖狐にとって本能的にかなり恥ずかしい事、それを友に見られてしまったのだ、それはもう顔は真っ赤っかである。


「顔が真っ赤ですけど、のぼせましたか?」


「な、なんでもないよ!」


「・・・」


人間なラフォリアの質問に更に顔を真っ赤にしつつ、愛理はなんでもないと答える、妖狐の本能を理解している、同じ妖狐な蒼狐は愛理の肩をニヤニヤしながらポンと叩く。


「・・・」


「あっ・・・、お、怒りました?」


ただでさえ恥ずかしいのに蒼狐のニヤニヤ笑顔を見て怒った愛理は、瞬時に蒼狐の後ろに回ると、二つの山脈を手を触れ揉みしだく。


「あー!」


風呂場に愛理の猛烈な攻撃を受ける蒼狐の悲鳴が響いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ