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金色の九尾lll  作者: ブレイブ
オマケと九尾
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灯理の目標

とある町


とある町の片隅で灯理とリーフィアは日向ぼっこをしながらのんびりと話していた。


「ねぇ、フィアちゃんってさ、何か目標ってある?」


「んー?、そうですねぇ、今は特にありませんね」


「そうなんだ」


「そう言う灯ちゃんには目標があるのですか?」


「あるよ!、いつかママと勝負して勝つ!これが私の目標なの」


リーフィアに目標があるのか聞かれた灯理は、狐の耳と尻尾をピーンと立てて自身の目標を言った。


「これまた大きすぎる目標ですね・・・」


「難解な目標の方がやりがいがあるでしょ?」


「確かに」


灯理の意見に賛成したリーフィアはウンウンと頷く。


「ならば、私も何か目標を決めたくなって来ました、ねっ灯ちゃん、何がいいと思います?」


「知らないよ自分で決めなよ」


「・・・、灯ちゃんってたまーに冷たいですよね・・・」


「冷たいとは失礼な、フィアちゃんの目標を私が勝手に決めちゃダメでしょうに」


「確かに」


うーんうーんと考え自分の目標を探すリーフィア、しかし急に目標と言われても何も思いつかないものである。


「まっゆっくりと決めなよ、フィアちゃんならきっと素敵な目標を見つけられるって、親友の私が保証するからさ」


「うーむ、親友がそう言うのならゆっくりと考えます」


「それじゃそろそろギルドに行こっか、そろそろ開業時間だし」


「確かに」


三度、リーフィアの確かにで終わる会話を続けた灯理とリーフィアは、金色の尻尾と白く美しい髪を揺らしながら、ギルドに向かって行った。


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