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不本意な朝

起きた、鬱陶しい。

目覚まし時計を掛けないことを束の間の幸せだと思って横になった記憶を無音の不快感が払いのける。起きて直ぐに音楽をかける習慣には思考がない。そこまで好きな曲も混ざっているランダム再生。朝イチに聴く曲に相応しくない曲が流れる。どんだけ飛ばしたとしても。バラードと気取った曲を好き好んで聴く奴らも下賤に思い。内容のないただただ明るい曲をかける。欲求不満を押し上げるような曲をかけて1日を始めるのが日課である。湿った寝間着を脱ぎながら自分の精神状態を不安に思い惰性で身支度をする。そして身支度をする。見た目の出来が人間関係を円滑にする。これならば大丈夫。そう思えば身支度終了の合図。面倒だけが理由の冷めた朝食をただただ口に入れ鏡をみて靴を履く。白い靴にたまった汚れを旅の思い出に重ねている一瞬の時間でかりそめの浮き上がりを感じ外に出る。青空の巨大な壁につっこみ今日の大方の日程を作る。自分は太陽にとって招かれざる客だと思い大きく息を吸ってを吸って地元愛を深める。


自他ともに認める語るほどの魅力のない町だが自分だけは良さを知っている。決して言語化できないがこの町の魅力を重々知っている。とても語る気はない

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