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幼児退行とわたし

幼少期の生活環境や体験は自分の心を豊かにするものである。


小さい頃から運動音痴で勉強もできず、授業中に先生に指されても、質問の意味がわからず、答えられない自分に恥ずかしくなり泣くことが多かった。


女の子には髪の毛を引っ張られ、小児ぜんそくを患い、幼少期は楽しい日々はひとつもなかった。勉強のできなかったわたしは中学でも苛められ、登校拒否も経験した。


高校は男子校で、振り返れば青春時代は全く華やかではなかったと思う。こんな自分が心底嫌で、自殺したいという思いに駆られる毎日を過ごしてきた。


女子にもまったくモテなかったので、その裏返しで、青春を取り戻すために、いまを楽しく過ごそうとしているかもしれない。40代ミドルの典型的思考なのかもしれない。


大学時代に知り合った彼女。これが信じられないが、いまの妻である。ドラマのような真実である。どうして、ボタンがかけちがって、妻を裏切るような行為を行い、今に至ってしまったんだろうと思うことが度々ある。その背景には幼児退行に似た思考からきているのかもしれない。青春時代に戻りたい、その気持ちがモチベーションになっているのだ。



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