表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

普段通りの生活

わたしには毎日欠かさずしているルーチンがある。


それは朝起きて、朝食に納豆たまごかけご飯をたべることだ。アメリカやメキシコ、オーストラリアなど海外と会議をするため早朝に会社に向かう。わたしは外資系の会社に勤めている。このため、6時に起床し、朝食を済ませ、6時半にはクルマで会社に向かう。


納豆たまごかけご飯。これがわたしにとって、最も効率的な朝食であり10年以上続けている。


妻はわたしが朝食をとる時間はまだ寝ている。息子たちもそうだ。


外資系で仕事をするということは、海外の取引先との時差を考慮しなければならない。行ってきますと玄関前で言っても返事はないが、寂しくはない。


皆、毎日疲れているにちがいない。そう思って音をたてずにゆっくり玄関のドアを締める配慮は怠らない。


クルマに乗り込み、ゆっくり走りながらBluetoothで繋いだ携帯のライン開き、千恵を検索する。


クルマを一旦道路脇に停車させ、「おはよう」と入力するとすぐに返信が来る。千恵はいつも早起きだ。さすが三児のママである。彼女とはマッチングアプリで知り合い、最近仲良くなりだした。


「かけるよ」


「おっけ!」


首都高の乗り口でライン通話が始まる。運転しながらとりとめのない話をする。


これもわたしの朝のルーチンだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ