ゲームだからこそ
指導、始動、士道
仕官してきた者達を第1陣として、NPCを合わせて100人程雇用した。
そして、仕官を断ったものの、体力が付いたら仕官をお願いしたいと異邦人に伝えると、概ね良い反応だった。
1つ問題が発生したのは、石高の問題。何故か、仕官してきた者に給金を払わなければならなかったからだ。
配下NPCや降したNPCは無料奉仕になっていたと衝撃の事実が発覚。
今までの分の給金を支払う事になった。良く謀反を起こされなかったと思う。
そして、体力が付いたらと言うのは、開墾、商業の発展、その他諸々行って、石高を上げることを言う。
手っ取り早いのは領地の併合や完全統合して領土を広げて、村を支配下に置くことなんだが、それをするにも兵糧がいると言う。
全く、どうしてこうなったんだか・・・
しかし、悪いことばかりでは無い。給金を支払っているから、報酬無しで依頼を出すことが出来るようになったからだ。あ、これは仕官した者に限られるが。
「桜花、田圃や畑の進捗状況はどうなっている?」
「そうだね、計画通りに行ってるよ。次の収穫で、倍とまでは行かないだろうけど、それに近いくらいになるんじゃ無いかな?」
計画通りに行っているようだな。
「常清、戦用の従動物はどうなっている?」
「馬を増やすために、色々とやっていますよ。買い付けや、野生の馬なんかを捕獲してますね。」
コツコツと増やしているわけだな。よしよし。
「武蔵、仕官してきた奴等はどうしてる?」
「それぞれ仕事を任せてるよ。ただね、やっぱりインしているか、していないかで進捗が変わっちゃうから、計画通りにはいかないって所かなぁ」
やはり、そうなるか。どうしようも無いことだからな。
「壚、配下NPCはどうなっている?」
「うん。配下NPCは仕官してきた人達になるべく配置するようにしたよ。
でもね、何て言うかな。新しいことが次々にあるもんだから、異邦人の方が混乱気味かな。」
なぜ混乱するんだ?わからんな。
「駿河君、兵士の数はどうなってる?」
「相田さんが言うように、農兵分離を進めています。農家の3男とかをメインに兵士に組み込んで行ってます。」
兵士も問題なし
「敦賀君、帯刀さん、今野君、アレはどうなってる?」
「アレって言われても、どのアレか分かりませんよ。
具体的にはどれですか?」
「情報収集と偽情報の拡散だよ。」
「あ、そっちは僕達はノータッチです。徳さんに邪魔だと言われてしまいました。
ただ、定期的に報告が上がってきますので、情報の管理はうまくいっているはずです。」
徳さんに邪魔と言われるとか思っていたが、違うんだな。
「あ、それと、仕官してきたら足軽からスタートって本当なのか?」
「びっくりした。貢献値ってのがステータスに生えたんですよ。
これがどんなパラメーターなのか、掴みかねてます。」
戦で敵将のクビを取ったりすれば、かなり貢献値が溜まりそうだな。
ただ、あまり貢献値が高くなると、領地を広げてやる必要がある。
何だか。御恩と奉公みたいになってきてないか?
「僕の方からなんですけど、後方部隊の形が出来てきました。
理解して貰うまで時間がかかりましけど。」
「補給は継戦能力に直結するからな。そこを理解して貰って、輸送部隊を作り上げてくれ。
今野君は前線に出る方が好きだったかな?」
「いえ、戦にも出たいですけど、縁の下の力持ちですから。
重要な所を任せて貰ったので、頑張ります。」
今野君には結構地味な事を任せてしまっている。
「で、あともう1件。皆の領地は拡張していっているのか?」
放置されていた全員の領地の現状を聞くに、ゆっくりではあるものの、建物が建ち始めているらしい。
らしいって何故かって?俺は城から出ても無いんだよ。察しろよ。もう、気持も頭の中も限界を超えているんだよ。
先生、きったはったがやりたいです・・・
仕官してきた人達の領地の法学発展して行っている様で、給金+領地の収入+依頼達成の収入があり、羨ましい限りだ。
そんなことを言うと、働きもしないのに、優雅に過ごしやがって!って謀反でおわりそうだわ。
「駿河君、軍の兵士なんだけど、異邦人以外でどのくらいの数になるか分かるか?」
「そうですね。農兵分離をやってしまったので、動かせる軍はだいたい5000って所だと思います。」
お、増えてないのは農兵分離したからって事か。
体がなまるから運動でもと思っても、そんな暇さえ無い。
なんか、リアルで仕事をして、ゲームでも仕事をしている感じなんだが、どうしてこうなった?
とは言え、軍として最低限の形は出来てきた。
「駿河君、紅白戦とかって出来るかな?」
何言ってんの?この人?みたいな顔でみないでくれ。
「異邦人も入れて戦の練習をする事って大切だと思うんだが?」
「相田さん、出来なくは無いですけど、戦場はどうするんですか?」
「丁度、廃城になっている所が有るだろう。アレ使って攻城戦の練習まで視野に入れてやりたいって思ってる。」
「あぁ、あの秋月家寄りの豪族の所ですね。大友と内通していて、大友領に逃げたっていう。」
「そそ、誰もいなくなったのに統合も併合も出来ないなら、こういった事で使わないと勿体ないだろ。」
「相田さん、悪い顔になってますよ。」
「そういう駿河君だって、物凄く楽しそうな顔してるよ。」
「そりゃ、軍を率いて練兵出来るんですから。
これで、レベルが1つ上になるって思います。」
では、やってみようか。配下NPCvs異邦人の紅白戦。
刀や槍の刃の部分には布を巻いて殺傷能力を落とす。
その布に墨を吸わせて、戦えば面白いことになるんじゃないか?
さて、黒田君。新生相田領兵の強さとやらを見せて貰おうか!
第2部に突入ってイメージで書いてます。
この先はなんちゃって戦パートから戦、内政、外交と忙しくなる中で、パーティープレイもやっていくって流れになると思います。
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