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ゲームだよな

戦国時代に詳しいわけでも無いですが、転移物以外で何か書きたいと思って書いてますので、それ違うとかあると思いますが暖かく見守って頂ければ幸いです。

 国盗り


 一夜が明けて俺達は今後の事を話していた、黒田君の調べが終わるまでは足留めを余儀なくされるからだ。

「また騙されていたパターンなんですかね。」

 常清が口を開く。

「そうだね。どっかで聞いたような話だったし。」

 武蔵もそう思ったのか

「そうなんですか。僕達は初めての攻城戦で滅茶苦茶楽しかったですけど、後がこれじゃモヤモヤします。」

 そうだろうな。

「国見君、鹿毛君に続いて埼島さん、戸端さんは誰かに乗っ取られたと言ってたが。

 線で繫がっているんだよな。俺の領地まで。いや、田原領までか。」

「やっぱりそうですよね。これ、絶対に後に居るのってそうですよね。」

「そうじゃなかったら逆にビックリだよ。」

「大友の線で決まりか。」

「いや、決めつけるのは良くないよ。私は良く知らないんだけど、大友の軍監だった人が気になるんだけど。」

「ん、壚は軍監が気になるのか。」

「だよ。だっておかしいじゃない。戦の途中に引き上げるのはまだ判るよ。でもさ、埼島さんに毒まで盛ったのは明らかにおかしいよ。

 もし、私ならだよ、戸端さんの領地を取って、埼島さんの領地をそのままにするなんて事しないもの。

 領主を暗殺して、軍監がそのまま埼島さんの軍を掌握。後はなし崩し的に領土を簒奪。まですると思うもの。」

 おぉう、中々にブラックな考えだこと。謀をするときはこいつに任せよう。

「こわっ。壚こわっ。そんな事するんだ。僕にはできないなぁ。」

「武蔵も本当はその位考えてるでしょ。」

「まぁねぇ。僕なら一族郎党を始末した後に相田の者がやった事にするくらいまではするかなぁ。」

「ほら、武蔵の方がブラックじゃない。」

 こいつら、怖いわ。本当にやるかやらないかで言えばしないから言えるのだろうが。しないよな、しないと思うな、多分しないんじゃないかな。

 とは言え。こいつらが言うように詰めが甘いと思う。おそらくは途中で状況が変わってしまい、中途半端な形になったのだろう。

 おそらくは一族郎党も亡き者にする予定ではあったんじゃ無いか。1室に閉じ込めていたわけだしな。

 領主の命がかかっているのだから、言うことを聞けと兵士には脅しをかけておけば戦わざるを得ないか。

 これは今までのザルの策とは少し違うな。現場の判断なんだろうな。軍監に全てを任せていたら今ここに居るのは大友の奴等になったかもしれんな。

「お前等が言った事は出来なかっただけでやるつもりだったと思うぞ。」

「やっぱり、そう思いますか。」

「そう思うぞ。

「ふぅむ。どうにも御粗末すぎますな。こういう事をしそうな奴を1人知ってござるが。」

 え、田原さんどこから湧いて出た。

「心当たりかあるんですか。」

「殿、ですから・・・まぁ、善いでしょう。ここには殿のお仲間しかおりませんしな。

 先程の話で御座いますが、秋月家に従順でない国人がおられることをご存知ですか。」

「ああ。1人心当たりがあるぞ、目の前に居る。」

「これはこれは。わっはっはっは。

 文種に代替わりしたときに何名かの国人が秋月家から離れましてな。その中の1人が、我は張良の生まれ変わりだと戯言を言う若造がおりましてな。

 そやつが策と言えぬ策を弄しておるのかと。

 たまたま、杜撰な計画があたってしまい天狗になっているのやもしれませぬな。」

「あ~、国見君の所が上手く行ったと思い込んだとかですかね。」

「そうでございましょうな。しかし確証がござらぬので他の者という事もあるやもしれませぬが。」

 何だか答え合わせをするまでも無くそいつが黒幕なんだろうな。黒幕と言われる方々にこいつと同じにするなと怒られそうだが、黒幕には違いない。と、思う。

「仕置きはどうされますか。領地を召し上げて俸禄での仕官とし、領地の運営はさせないようにも出来ると思いますが。」

「田原さんにその辺は全部任せちゃっても良いかな。俺は良くその辺が分からないし。

 相談して決めるから素案だけはそちらでお願いできませんか。」

「本来は殿が全てするところなのですぞ。でないと家臣から下に見られてしまいまする。

 下克上を起こされる・・・危険は少ないか。」

「下に見られても謀反しようとしても動かせる兵が居なきゃどうとでもなると思ってますが。」

「そうですな。他国に流れていくくらいが関の山ですな。

 その前に儂が弾きますか。」

 そうなの。謀反怖いから力を削いでおくんだよ。

「で、やりとりは終わったのかな。そして、謎ワードが出て来たわけだけど、どういう事かな。」

「桜花殿、田原領は相田領の直轄地になったのですよ。」

 何言ってんの?って顔に桜花、武蔵、常清がなる。そうなるよな。俺だって何が何だかまだ良く分かってないしな。

「田原領の開発も俺が出来るようになった。今までは領地の統合しても開発までの権限は無かったが、完全に統合してしまうと、開発の権限が移譲されるようだ。良く分からんが。」

「玄、良く分からんがって言いますが・・・」

「まて、戦中で確認が出来てないから分からないんだ。」

「じゃ、もしかして開拓がまた出来ちゃうんだね。

あ、街道も作れるようになるのかな。

 田原領と相田領の間の道は作ったけど、踏み潰したレベルだったから、古代コンクリートで舗装が出来るようになるのかな。」

「それは分からん。検証が必要だな。」

「夢が広がるねぇ。でもさ、僕等の領地ってどうなるんだろうね。統合は出来てるしさ。」

「武蔵の疑問も検証が必要だよね。」

 と言いながら桜花の手が四角を作る

「桜花、やめろよ、何もするなよ。」

 ピコン。桜花の領地のが統合されました。

「あ、出来たよ。多分条件は館以外に建物があることじゃないかな。」

「今じゃないだろ・・・」

「本当に何をやっているんですかね。」

 ピコン。一条 常清の領地が統合されました。

「本当に空気読まないよね。桜花だから仕方ないか。」

 ピコン。佐々木 武蔵の領地が統合されました。

 お前等わざとだろ・・・

「これで玄の領地から私達も自分の領地のだったところの開発が出来るようになったのかな。」

「お前等・・・多分俺じゃ無いと操作出来ないと思うぞ。」

「と、言うことはです。玄に操作をして貰えば、いちいち領地に戻らなくても開発が出来ると言うことですね。」

「そりゃ助かるね。なんなら玄が勝手に開発してくれたら更に楽ができるって事だね。」

 お前等、好き買っていってやがるな。しかし、なぜ統合される側で操作でこっちには拒否権がないんだ。

 意味が分からんぞ。

「話を戻すが、埼島の扱いはどうするべきか。」

「完全統合でいいと思うよ。」

 完全統合とはなんぞ

「あ、前回は統合しますか。だったのが、こんかいは完全統合しますかってでたんですよ。」

 常清が俺の顔を見て教えてくれた。出来る男だよ。相変わらず。

「では埼島の息子や、一門衆、家臣の扱いはどうするべきか。」

「足軽に降格でいいじゃない。」

「そうですね。足利家の足軽になるのであれば名誉でしょうし。」

「え、何で名誉なの、」

「壚、良いですか、足利でいう足軽とは雑兵の足軽とは違うのですよ。

 例えるなら、足利の足軽は御家人レベルの人じゃ無いとなれないんですよ。」

「それって、昇格になっちゃうんじゃないの。」

「壚、だからいいんですよ。勝手に勘違いしてくれるわけですから。」

「わぁ、黒いなぁ。そういう事しちゃうんだ。」

「嘘は言ってませんよ。足軽からやり直しなんで、力量があれば昇格は思いのままなら訳ですから。」

「それじゃ、埼島一門は足軽にして、家臣については傭兵団預かりにするでいいか。」

 と。いうことで埼島への仕置きは決まった。


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