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ゲームだよな

戦国時代に詳しいわけでも無いですが、転移物以外で何か書きたいと思って書いてますので、それ違うとかあると思いますが暖かく見守って頂ければ幸いです。

 国盗り


 状況に変化が現れた。相手の兵士数が明らかに減っている。ふむ、これは柵の後に居た兵士を交代で休ませているのではないか。膠着状態が続いているし、こちら側に動く気配が一切無ければ、消耗を緩和させるのもあり得るな。しかし、好機ではあるな。

「黒田君、明らかに相手の兵士が減っているんだが、今力攻めをすると、どうなると思う。

 俺が思うに、後に下がっている兵士が戦闘用意をしても前線には間に合わないと思っている。柵を越えて勢いを持って攻めかかれば落とせるんじゃ無いかと思うんだが。」

「殿、その事で報告をしようとしていたところでございます。徳さんの部隊からの報告で、大友家の軍監が兵を下げたと。

 今相手の領地の兵士は士気の低下、大友家への不信感、援軍が期待できないと慌てておるでしょう。

 降伏の勧告をしてもよろしいのでは無いかと愚考いたしまするが。」

「えっ、そんなことになってるのか。それじゃ、あのおっさんが言っていたことは本当だったのか。」

「いえ、あの使者が来た後に兵を引いているのを見まするに、策を弄したのは間違いないかと。

 ただ、その後に何かあり今の状況になっているかと。」

 これは少し考える必要があるな。

「黒田君、大友家の軍は本当に引いたのか、引いたと見せてこちら側がノコノコ館に入ったところを狙っているんじゃ無いのか」

「その可能性もありますな。徳さんの報告を待ち情報が正確なものとなってから動いても遅くは無いかと。」

 ふむ。それもそうだな。今の所何もしないままでも問題ないわけだしな。ただ、

「相手方がやけになってこちらに攻めかけて来ることもあるかもしれないから、警戒は厳にするようにしておいてくれ。

「御意。」

 黒田君から各部隊に通達がいった事で、桜花達も部隊の陣に張り付く事になり、俺も本陣にはりつく事になった。

 暇だったので、田原に話でも聞こうと田原を呼び出す。

「殿、いかがしましたかな。」

 田原が今日はニコニコしながら俺の前に現れる。前回はジト目に嫌味な顔をしていたからな。戦に帯同できなかったのが気に入らなかったらしい。

「秋月家について聞きたいと思いまして。教えてくれたら助かるんですが。」

「殿、また儂に敬語を使ってますぞ。早く慣れて下さらないと困りますぞ。」

「何か、田原さんって爺みたいですね。」

 言われたそばから、さん付け敬語をやって、あっという顔をし頭をかく。田原さんは、はぁって一息ついて

「2人の時は目を瞑りますが他の者が居る時はお気をつけ下さい。

 秋月家でございましたな。現当主は秋月 文種殿でございまする。」

「統治はどうなっているんですか。国人衆からなる家臣団って事になるのかを知りたいんですが。」

「そうですな。直臣もおりますが、国人の方が多いですな。儂もそうでしたからな。国人は忠誠を誓っているわけで無く、取りまとめをして貰っていると考えている者が殆どで御座います。

 水利や領地の境などの問題の調停などが主な内容にはなりますが。」

「それって、国として纏まってるんですか。」

「まぁ、纏まってはおりませんな。厳に儂は見限っておるわけですし。」

「あ~、そうなると、秋月を攻め落としたとしても国人の方が反抗して来ることも考えとかないといけないのか。」

「殿、それは当たり前の話かと思いまするぞ。その土地に地盤があり、兵士を連れてくるのも国人でございますれば、それだけの兵力を持っている事になりますので。」

 ゲームなのに何でこんなに現実に寄せてくるんだ、ここの運営は。

「例えばだけど、田原さんの土地を全部俺の直轄地にして、俸禄で召し抱えるって言ったらどうしますか。」

「ふむ、そうですな、儂は殿に心服しておりますので土地を召し上げられても俸禄が頂けるのでしたらそれでも構いませぬな。

 召し上げた地はどの様にするおつもりで。」

「え、そりゃ、田原さんにそのまま統治して貰いますよ。」

「・・・殿、それはご褒美ですぞ。内政に失敗しても殿が責任を負うことになるのでしょうし、兵士を出させるときも殿の名で行うことが出来る様になるので、儂は恨まれること無く好きなように出来ると言うことですからな。」

 え、ご褒美なのか。いや、田原さんが異常なだけかもしれない。国見君や鹿毛君にも聞いてみなければ。

 国人は土地に凄まじい愛着があると言うのがこの時代だからな。

「それ、田原さんだけじゃ無いですか、心服してくれているのは凄く伝わってきましたけど。」

「では、まずは儂の土地を召し上げて頂いても構いませぬぞ。」

 ピロン、田原領が相田領と統合され、相田領から田原領の内政も行えるようになります。

 え、領地の統合って済んでるのに何がどうなってこうなったんだ。

 後で皆と情報共有だな。もしかしたらこれを使えば桜花達の領地の方もどうにかなる可能性が出て来たぞ。

 ピロン 配下となった田原氏の領地の知行は300石です。そのまま知行を与えますか。

 YES・No

 Noにしたらどうなるのか検証の必要が有るよな。見てみてから300石にすれば良いしな。

 Noを選択すると、空白の後に石と出て来た。数字をここに入れる様だ。逆に300石よりも多く与えることも出来るわけだな。桜花が開発に入れば多分もう少し石高上がるだろうからな。

 よし、出来た。

「田原さん、俸禄は350石でどうですか、っていうかそうしちゃいましたが。

 働きに応じて俸禄は上げていきますからね。」

 田原さんが固まる。時間が少したち、ヤレヤレといった顔をして

「殿、それは元の我が領の石高より高いです。それだけの信頼を寄せて下さっていると嬉しゅうござるが、お説教ですな。」

 え、なんで、なんでだよ。

「まず、石高は確か300石程でござったかな。で、これらは直臣からの報酬も入ってござる。

 これから儂の配下も俸禄での取り立てになりますので300石全て儂に与えると儂の配下へ俸禄が払えなくなりますぞ。」

「いえいえいえ、田原さんの家臣さんの俸禄は350石の中から与えて下さい。

 俺の直臣は田原さんだけで、その田原さんの直臣まで俺の直臣にするつもりは有りませんよ。

 でないと、内政などで困ることになるでしょうし。」

「ふむ、それは分かりもした。しかし、内政などでかかる金はどこから出すのですかな。」

 あ、そういうことか。俸禄から内政の金まで出せとなれば実質的に今と何も変わらないって事になるな。

「あ、なるほど。では、田原さんの俸禄ってどの位が適性になると思いますか。」

「殿、それをこちらに聞きますか。まぁ、今回は初めての事でしょうからお答えします。

 まず、内政に年間で50石は使います。また、何かしら災害が起こればこれ以上かかるために備蓄が必要になって参ります。

 次に兵を集めるために使うのは1人につき2ヶ月は戦になるので人数にもよりまするが、50人で一月に1石くらいで考えて頂ければ。

 少ないと思われるかもしれませんが、兵が死んだり、重傷を負った場合には見舞金を出す必要もございますれば。

 諸々を考えますと、200石といった所でございますな。」

「分かりました。では今は200石で。いずれは千石の家臣となって下さいね。」

「これはこれは。その頃には殿は九州を平定しておりますな。わっはっはっはっは。」

 謎がまた増えた瞬間と、頭が痛くなりそうな感じだな。

 おや、配下NPCって俸禄はどうなってんだろうか。いや、今は考えないようにしよう。

 戦の途中なのに謎が増えるとは。しかし、戸端領の統治を配下NPCの統治し手貰えるのが分かったからな。

 今までは元の領主に任せるって形になってたし。この戦が終わった後に異邦人だけで話しあいだな。

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