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ゲームだよな

戦国時代に詳しいわけでも無いですが、転移物以外で何か書きたいと思って書いてますので、それ違うとかあると思いますが暖かく見守って頂ければ幸いです。

 国盗り

 

 軍議が開かれる。ここには第九部隊の副将までの者が集まっている。

「我が今回の作戦を皆に伝えなかったために混乱が生じているようなので、今後の行動と作戦を伝えていきます。

 戸端家領までの事は前回の軍議でお話居たとおりの作戦のままとなる。

 戸端家領地併合後について、現在主上からの綸旨を頂けるように交渉をしている所です。

 我が家は足利家御家人であり、九州探題大友家よりも位が上になるように鎮西将軍の位を頂けるように動いてございます。

 鎮西将軍に任じられたのに秋月家を併合、大友家とは和睦に持ち込み、期を見て少弐家を併合し北部西九州を制圧下に置く所まで考えております。

 とは言えまずは秋月家を降す事が緊急の課題となります。その後に大友家を秋月領から撤退させ、和睦に持ち込むことが次の課題になります。」

 え、こんなたいそうな事考えてたのか黒田君は。いや、なんか本当に違うゲームだぞ。RPGじゃなくないか、これ。

「ごめんね、こんな事言うのもあれなんだけど、黒田君が言っていた本領についてはあの場所が良いて言ってたのって、この話があったからなのかな。わたしに秘密にっていって城の縄張りをかなり広くとっていたのはこのためなのかな。」

「桜花様、その通りでございます。全く殿よりも理解が早くて助かります。」

 軽くディッスってくるのやめてくれないか。本当にきついぞ。

「あ、鍜治場とかにいる配下NPCさん達が寝る間もないって言ってたのってその準備だったりする。」

「武蔵様の言うとおりにございます。武具が無ければ絵に描いた餅でございますれば。」

「あぁ、納得しましたよ。牧場の広さが私たちの従動物だけにしては広すぎると思っていたんだよ。軍馬を育成する場にするつもりなんだね。」

「常清様、その通りでございます。」

「俺だけが何も気付いていないって事か。」

「殿、その通りにございます。」

「なんかすごい事に巻き込まれてるんじゃないか、俺達。従動物が欲しかっただけが偉い事になってないか。」

「確かに想像を絶するとはこのことである。」

「俺達早まったな。」

「いや、これはチャンスだよ。僕達はイベントの負け組だよ。そこから一気に勝ち組だし」

「それ、黒田さんが描いてる通りに物事が運んだらの話でしかないから。」

「みんな考えすぎだよ。ゲームなんだから楽しまなきゃ。私はドキドキのウキウキだよ。」

 好き勝手言ってるなこいつらは。ま、全部俺のやらかし・・・いや、違うな、こいつら全員のやらかしだな。

「で、黒田君、征西将軍ってかなり昔じゃなかったか。最後は確か足利尊氏討伐の・・・

 しかも朝廷の勅令じゃなかったか。」

「殿、我は足利家と朝廷にもしっかりと使者を出しております。

 足利家から相田家に征西将軍の任命をお願いして頂くようお願いしました。

 献金が物を言いましたな。」

「え、いつの間に。」

「そして、今が時期としてはいいのです。大内家が陶何某の謀反で滅びておりますれば。」

 そうか~、大内が謀反で終わってたか。時代が動き時ではあるな。時系列がめちゃくちゃになっているから予測も予想もできんぞ、これ。もしかしたら尾張の織田が今川を打ち取っているとか同時進行とかまであるな、これ。応仁の乱が続いていたりとめちゃくちゃな事が起きてそうだな。

「あ、はい。わかりました。ご都合主義に流されている感は否めないが頭を切り替えよう。

 では、陶と同盟を結ぶのは有りか無か。少弐を相手にするなら二面戦争ならぬ三面戦争はご免だぞ。」

「それにつきましては、大友よりも先に少弐を降し、小倉をおとりになる事をお勧めします。」

「あ~、もう理解が追い付かないから玄が決めてよ。わたし考えるの苦手だから。」

 俺だって読めるかよ。秋月が落ち着いたらクエストを楽しむんだって決めた。後はご都合主義の進行に合わせるしかない。

「先々の事は頭に入れつつ、優先順位の高い事からやっつけていく事にする。黒田君、具体手に大義名分がもらえるのっていつくらいになりそうなのかを予想で良いから教えてくれると助かる。その時間でこちらも出来る事をやっておきたい。」

「我の予想だと後もう2~3日で結果がでると踏んでおります。」

 いや、早いな、いや、今まで何もしていなかったから早いと思うだけか。

「しっかし玄は本当に想定外を引き付けるね。やらかし魔王健在ってところだね。種子島の調整でもしてるよ。僕は。」

 武蔵よ、その俺についてきているお前も大概だからな。

「では行動指針は出たわけだから大義名分が来るまではこちらで準備出来る事はすべて終わらせるとしようか。とは言ってもやる事が無いから、兵士の士気だけは上げておいてくれ。解散。」

 そういえば配下NPCは一言もしゃべらなかったな。いや、もしかして行動指針を知ってたのか。なんとなくだが、知らなかったのはプレーヤーだけだった気がしてきたな。


 目の前には幕府の使者が偉そうにしている。

「相田 玄に征西将軍の位を授け、九州の平穏を取り戻すよう。九州を平定したのちは九州管領を授けると将軍様よりのお言葉じゃ。

 征西将軍は朝廷から任命をされたが征夷大将軍の足利家を軽んじることの無いよう申し付けておくぞ。」

「謹んでお受けいたします。しかし、九州探題の大友家がございますが。」

「気にせずともよい。九州探題として6郡の所領を認め、征西将軍の元で九州平定を行うよう将軍様からの文が届いておる頃じゃ。」

 いや、ないわ。これないわ。名門大友家がパッと出の1領主の俺なんかに頭を下げるわけがないじゃないか。火種にしかならんぞ、これは。

 横を見ると黒田君がニヤ~と悪い笑みを一瞬浮かべたのを俺は見てしまった。これも予想の範囲なのか。いや、何処まで読んでるんだよ、怖いよ、この人?人なのか?AIだったな。

 とはいえ足利二本引きの旗の使用と、征西将軍の宣化を行えることはでかいな。

歴史認識の悪さから齟齬が生じたため編集しております。

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