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ゲームを楽しもう

戦国時代に詳しいわけでも無いですが、転移物以外で何か書きたいと思って書いてますので、それ違うとかあると思いますが暖かく見守って頂ければ幸いです。

 そのころ〇〇は


 そう、私は不満なの。なぜ夫は私に戦国の夢の話をさせないのか。私だって夫と一緒にまた熱くなれるものを一緒にしたいって思ったのに。

 自分だけ筐体を買ってきた時もびっくりしたわよ。ほとんど趣味が無いような人だったのによ。私が色々一緒にしましょうって言っても生返事ばかり。失礼しちゃうわ。子供も巣立って二人の時間が取れる様になったていうのに。

 筐体を設置しているときの楽しそうな顔に嫉妬しちゃって、私のはどうしたのって言っちゃったわよ。慌てて買いに行くとは思わなかったけど。

 一緒に出来ると思ったゲームが戦国の夢っていう戦国時代で自分の思うまま生きていくっていうのには驚いたわ。夫がこんなゲームを選ぶなんて。

 どんなゲームなのか調べようとしたけど、戦国の世で思うままに生きて行こう。なんてことが書いてあるだけで全然何をするゲームなのか分からなかったわ。仕方ないから分からないまま初めてみたのよ。びっくりしたわ、自分の分身を作ってそれが自分の思うように動くんですもの。初心者説明みたいなものをやったけどガッカリだったわ。あんなに自分の思うように動くのに、やっていく事の説明なんでしょうが穴だらけで。夫はなんでこんなゲームをと思ったけど、始まってしまうと凄く楽しかったのよ。謎解きなんかもあるし、不満と言えばゲームの目標みたいなものが全然分からなかったことね。他の人たちとも何すればいいんだろうかと話をしたわ。夫に聞いてみるのも良いかなと思って、ゲームから出た後に話したら、自分たちの事は話をしないようにしようって。何かあったんだと思ったけど本当に口を割らないから頭に来ちゃったわよ。思わず息子と娘に電話をしたわ。そしたら一緒にゲームしたくないんじゃなくて、お父さんの事だから言えない事情があるんじゃないかって二人とも夫の方を持つ始末。じゃあ私がこのゲームを調べつくして夫の鼻を明かしてやるんだから

 決めてからはいろんな人に話を聞いたわ。

「このゲームって何するの。」「地域や領土、領地ってどう違うの。」「何か目標があるの。」

 帰ってきた答えは、まだ始まったばかりだからレベル上げじゃないか。領地ってマイホームを建てるまでは意味ないよ。領土とか地域ってイベントで戦が起こるとかだと思うよ。目標って依頼を受けて行けばわかるんじゃないかな。って事が多く聞かれたわ。そして話を聞いていた人たちからパーティーに誘われたの。パーティーに入りませんかって誘われて何するのよと思ったのは秘密。私ったら立食パーティーでもするのかと思たのよ。仲間になりませんかって事だったなんて考えもしなかったわ。

 そして6人で依頼を受けてレベルを上げてってしていると楽しかったのよね。人助けをいっぱいしたわ。賊を倒したり、害獣を駆除したり。そのうち妖怪なんかも出てきて仲間達がそういうゲームかって話をしてたわ。世にはびこる妖怪を倒していって、イベントボスなんかを倒していけば平和な世になるって。そのうち妖怪のボスが人間社会に攻撃を仕掛けてくるんだろうって。

 どんどんレベルを上げて妖怪退治をしたのよ。レベルも39まで上がったわ。そんな時にレイドっていうのを組んで倒す敵が出たの。その敵を倒したら傭兵団を設立できるって事になったの。

 私は調べたわ、敵の弱点や、どうやったら被害が少なく攻略できるかなんかを。楽しかったわ本当に。

 何度もトライしてやっと敵を倒せたときはうれしかったわ。4パーティー24人で攻略してそれぞれのパーティーに傭兵団設立の許可証が手に入ったの。奉行所へそれを持っていくと、傭兵団を立ち上げる事が出来る様になったわ。パーティーメンバーが言うにはギルドとかそういったものだろうって。町の中にある空き地に傭兵団の屋敷を建てる事で傭兵団を設立できるんだって。

 空き地を買うお金、建物を建てるお金が必要なんだって。私たちはお金を貯めるために依頼を多くこなしたわ。レベルが5も上がってようやく傭兵団の設立が出来たの。

 夫よりも早く傭兵団を結成できたと思うわ。なぜかって、私達が一番最初に傭兵団を結成できたんですもの。夫が知ったら悔しがるに決まってるわ。

 傭兵団を結成したら他の人たちがいっぱい、うちの傭兵団に入りたいって言ってきたの。傭兵団に加入する条件を作らないとダメだってリーダーが言って条件を決めたみたい。私は良く分からなかったからお任せしちゃったわ。6人でスタートした私たちが気が付けば100人を超す傭兵団に成長してたの。

 なんでか知らないんだけど私は勝利の女神だなんて呼ばれてるの。情報集、作戦立案なんかをやったり、依頼を割り振りして団員さんたちに不満が出ないようにしたりしてただけなんですけど。

 そして、みんなが驚くことが起こったの。イベントで隣の領土との戦が起こりますって。隣の領土の領主が攻めてくるので合戦をして、相手の領地を奪ってくださいって。

 調べたわよ、そして相手を打ち負かして相手の領地を攻めて潰せば勝利になるから、他の傭兵団にも声をかけて担当する地域を決めてと奔走したわ。

 結果私たちは敵の領土から来る敵兵士や侍を倒していったわ。ちょっと生臭いというか殺伐として怖かったけどね。

 そうして相手がだんだんといなくなったので相手の領土に逆に攻め込んでいって領地を沢山襲ったわ。ほとんど無人で門があるだけだったのだけれど。これってなんの意味があるのか全然分からないの。分からないけど、領地に入っては門を壊していくっていう事を繰り返していたら、一つだけ領地に人が居る町みたいなところが有ったの。そこを攻める時はドキドキだったわ。なんせ武器も持っていない人を襲うんですもの。建物を壊し、町を破壊しつくして領地が陥落しましたってメッセージが届いたの。さすがに傭兵団のリーダーもこれはやりすぎだって言ってたわ。そして、このゲームは戦争も発生するんだなって言ってたわ。自分たちの仕えている大名家は無くなっているから傭兵団として戦の手助けをしていくんだろうとも言ってたわね。

 ちょっと気分も落ち着かないし、戦争はしたくないって思ったからログアウトをして当分ゲームをするのをやめようかなと思っていたら、夫が珍しくゲームをしていなかったの。

「あなた、珍しくゲームしてないじゃない。どうしたの。」

「ゲームの事は話さないって決めただろ。情報が漏洩すると碌なことにならないって改めてわかったら。」

 そうか、夫もイベントで凄惨な場面に遭遇して少し距離を取る事にしたのねと思っていたんだけど、次の日にはゲームに入っていったわ。

 私は夫とゲームを一緒にするまではと気合を入れなおすことにしたわ。負けないわよ、あなたとゲームを一緒にするまでは

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