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ゲームを楽しもう

戦国時代に詳しいわけでも無いですが、転移物以外で何か書きたいと思って書いてますので、それ違うとかあると思いますが暖かく見守って頂ければ幸いです。

 ゆっくりまったり


 さっきの依頼をやって心がほっこりしている。因みに報酬は10文だった。ま、お子様の依頼だから仕方ないが、あの笑顔はプレイスレスだわ。次はどんな依頼を受けようか。立札を見ていると、やたらめったら討伐依頼が多いように感じる。最初の方は町の依頼が多くて討伐依頼を受けるのが困難だったのに。

「最近やたらと討伐依頼が多いみたいだな、何かあったのか。」

「え、相田様達が討伐依頼ばかり受けて行くので討伐依頼がここに集中しているんですよ。かなり遠くの町の依頼も受けているんですが自覚なかったんですね・・・」

 おう、受付嬢の目がハイライトになってしまった。それで城下町の依頼が押し出されるような形で埋まって行っている状況でとても困っているとか。

「それは俺達が悪かった。これから城下町の依頼を中心にして町の人たちとも関わって行こうと思ってな。」

「相田様、この城下町での問題を解決していって下さるなら大歓迎です。では、こちらなど如何でしょうか。」

 その依頼の内容は、小物が無くなっては違う場所で見つかり気味が悪いので調べて欲しい。

 うん、不思議なことが起きているな。この依頼を受けることにして、依頼主の所へ行く。

「奉行所に依頼を出したのはこちらで間違いないかな。」

「おお、ずっと依頼を受けてくださる方を待っておりました。毎日ではないのですが、私の櫛が無くなってはこの家のどこかに置いてあったり、主人の財布が無くなったり、子供が大切にしている人形が無くなったり。気味が悪いのですが、私たちに危害が加えられることはないのです。

 早く解決していただきたいのです。」

 これは気味が悪いな。そして今現在俺も気が気じゃない状況にあるんだが。

 この家は代々商家らしく、町民からも愛されていると評判らしい。今、俺はこの家の中にある神棚にいる女の子と話をしている。

 分かっている。おかしなことを言っている自覚もある。ただ、この家に入ってから、ずっとこの女の子に付きまとわれていて、今さっき神棚に帰ってくれたところだ。

 この神様が言うには悪戯好きな妖怪が物を取っていこうとするので毎回取り戻しているんだとか。神様からもこの妖怪を懲らしめて欲しいと頼まれてしまった。

 神様が言うにはこの妖怪は人目が無ければ夜とは限らず物を取っていくらしい。いつも城下町の東の方に逃げていくので先回りをして取って行ったものを取り戻しているのだと。なら元の場世に戻せばいいのにと言うと、取った場所が分からないのに元の場所に戻せるか馬鹿者と怒られた。理不尽だ分からないことを聞いただけなのに。は置いといて、東側を捜索すればいいんだろうが、俺が探し出せるかと言う問題にぶち当たる。神様ヘルプ。どうにかしないとみつからない。すると頭の上にポンと何か置かれたような気がした。神様曰くこれで妖怪が見える様になるから、この一帯にいる妖怪をまとめて成敗しろと無茶ぶりが来ました。成敗ってどうすればいいのだ。切ればいいのか聞くとそれでいいと言われた。ただし、誰かが住んでる家の中にいる妖怪は切ってはだめだという。

 城下町の困りごとをゆっくりまったり解決するはずが、いきなりアクションゲームに早変わりだ。いうても仕方がないので商家の家を出て東を目指す。

 途中何かよくわからない青い生き物を切り捨てながら進んでいくと、小脇に何か抱えた奴がいた。ここで切り捨てても良いんだが、見えないふりして後をつけることにした。きっとあの商家の他にもいろいろと物を取ってきているんじゃないかと考えたからだ。

 川のほとりの木のうろの中に入って行く青くて小さな影。うろの中を覗き込む。うろの中には色々な物が山積みになっていた。

 こんなに持ってきていたのか。妖怪の仕業に間違いないな。で、妖怪はうろの中でおねんねを始めていたのでさくりと切り捨てて終了。

 商家の神様に報告。それから商家の奥さんにも犯人らしき物は成敗したのでもう物が無くなることは無いと伝える。

 奉行所にいき、受付嬢に

「もしかしたら依頼で物が無くなるなんてのが無いか。」

「いっぱいありますね。いつの間にかなくなっている事が多いですね」

「それな、妖怪の仕業だった。東の川のほとりにある木のうろの中に大量の物が山積みになっているから、回収して今現在依頼として受けている物と合う物があったら持ち主に返しておいてくれ。」

 このまま城下町の依頼を受けていると、妖怪退治のフラグが建つ恐れある。ミスリードだと分かっている物に乗っかると、プレーヤー数4人のこの領土では逆立ちしても対応が出来ない。バッドエンド一直線だ。


 領地に帰ってくると桜花と常清が居たので城下町で依頼を受けてなぜか妖怪の始末をする依頼にぶちあった事。このまま城下町の依頼を受けると、レイドクラスの妖怪討伐依頼が出かねない事を伝える。

 まったりゆったりやっていきたいところだが、何をするにしてもミスリードの罠が張り巡らされている。

「どうします。このまま城下町の依頼をこなしていくのも手ですが、最近は討伐依頼は遠征になってきているので、城下町での依頼を受けるのはそろそろ限界なんじゃないでしょうか。」

「それじゃ領地を広げて領土を制覇するの。」

「そうだな。もうレベルもかなり上がってきているからな。一つ目の鬼を退治したときに、あれで城下町の脅威になるレベルらしいからな。」

「それわたし知らないんだけど。」

「そういえば桜花は給水塔を作っていたんだったな。」

「そういえばそうでしたね。桜花は知らないんでしたね。結構簡単に倒せましたよね。町の脅威だなんて冗談だと思ってましたが。」

「判断が難しいんだよな。少しゆっくりしようとレベル上げをやって行っていたが、そろそろ次のステージに行くべき時なのかもしれんな。妖怪なんてファンタジーは求めてない。」

「求めてないきゃなくて、求められないの間違いじゃないの。」

「正直このまま妖怪ルートすすめても壁にぶつかってしまうのは目に見えてますしね。」

「武蔵がインするまでに周辺の状況、秋月家の戦力等調べていくか。忍びが居ればな。」

「いますよ。」

 ひぃぃぃぃアカネさんが音もなく後ろから声をかけてくる

「アカネさん、それ好きだよね、心臓に悪いからやめってって言ったのに。」

「それより忍びが居るってどういう事。配下にそんな職業の人いなかったはずだが。」

「徳さんがそうです。」

 は、なんだって。遊び人だよね。混乱が止まらない。言う事聞かない徳さん。突然いなくなる徳さん。本気で困らせられまくって連れて歩くのを考えまくった徳さん。

「すまん。繋がらない。全く繋がらない。徳さんが忍びって繋がらないです。あの遊び人の徳さんが・・・」

「おう、呼んだかい。徳さん徳さん、徳さんの悪口の多い事よ。そりゃ忍びは正体見破られたら終わりってもんだ。てっきりもう俺が忍びだと気づかれているんじゃないかと思っていたが、買いかぶりすぎていたようだな。もっと、観察しねーと他国の忍びにやられちまうぞ。

 大丈夫なのかい、この領主様は。」

 軽くディスられているが仕方ないのか、仕方がないのか、いや、俺は間違っていないはずだ。

「本題に入るが、徳さんには周辺の豪族、国人の情報集を頼みたい。」

「周辺の情報なんてもうアカネに伝えてるぜ。」

「兵力やら、どんな人材がいるかとかもだが。」

「そんな初歩も初歩の情報なんて既に報告済みだと言ってる。こっちに友好的な国人なんかも報告してるからアカネに聞いてくれ。」

 と言って徳さんは消えた。目の前から一瞬で消えた。スゲー。

「それじゃアカネさん、一番近い豪族、国人はどこになるんですか。そしてこちらが攻める口実はありますか。」

「それでしたら黒田様にお聞きになる方がよろしいかと。わたくしは聞いたことを黒田様に伝えるだけですので。」

 あ、軍師が居たわ。黒田君を呼んでもらう。

「殿、我の縁組のお話でしょうか。」

 そういえば縁組してほしいって言ってたな。ひらめく。

「近隣の豪族、国人で一番攻めやすいのどこだ、それと攻める口実のあるところだ。縁組は攻め取った豪族、国人の姫を娶らせよう。どうだ。」

 いいアイデアだ。これで黒田君はやる気100倍になるだろう。

「殿、一番攻めやすく、口実があるのは旧国見領です。」

 あれ、近くなのか

「殿、村などがあり隣接していると思われていなかったと思うが国見領が一番近い。田原領が一番近くではありますが同盟しましたしな。」

 あれ、俺やばい約束してしまったんじゃないか。国見君は領地の回復を願っているのを知っていて国見領を横取り出来るのか

「国見領であれば国見様を押し立てて行けばよろしいかと。国見様を今より家臣とすればよろしい。既に国見様には家臣となるか、ご自身で領地を回復させ、我らと戦を行うかとお聞きしております。領地を回復されるならそれまでは手出し致さぬ事は伝えてあります。」

 俺の知らない所で物事は進んでいるわけで、それに対して文句が言えるような状況でもないわけで、俺は配下NPCを育てすぎたのか。えらく優秀すぎる。

「国見君、家臣になるか領地を回復どちらを選ぶんだろうな。領地の回復後、家臣になる選択肢はないか。」

「それであるなら最初から家臣になることを選んだ方が領地の回復は早いです。」

「では国見君の答えを待ってから行動を開始するとするか」

 武蔵が居ない所で重大決定がなされている気がするが。一緒に居る桜花と常清が一言も発言しないのはいかがなものかと思ったので話を振ってみた。

「戦は始める前に勝負がついているとは言いますが、展開が早すぎて私は付いていくのがやっとで整理させてほしいです。一足飛びに話が進んでいて驚きです。」

「わたしは考えるのは苦手だって言ってるでしょ。だから玄、わたしは決まったことに文句は言わない。ただ、おかしいなと思った時は言うから。だけど、今はおかしいと思う事もないし、悲しいけど戦をするゲームなのよねこれ。だよ。ジーク「「それ以上はよせ。」駄目です。」え~、いいじゃない良い事いったよわたし。」

 あとは武蔵が来てからの事だな。ゆっくりまったりはどこへやら。配下NPCのレベルが上がると優秀過ぎて色々勝手に進めていたようです。

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