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ゲームを始めるぞ

 イベントが発生したようだ


 領地に急いで戻り配下NPCを引き連れて盗賊の所に行かないといけなくなったので、取り急ぎ町から領地に戻る。

 途中にあった村にはやはり誰も居ないようだ。これはやっぱりオブジェと考えて良いのだろうな。

 急いで帰ろうと走ろうとするのだが足元が凸凹な道なので早く走れない。これってやっぱりわざとなんだろうな。戦とかになったときに行軍速度を落とす意味があるんだろう。考えすぎな気もしなくもないがそういうことにしておこう。

 急いだ割にあまり時間が短縮できてない現実に少し凹んだ。気持はずっと先に行っているのに体が着いてこないってやつを地で行くって感じですな。

 さて、領地に持ってきたはいいものの配下NPCを呼び出す方法が分からないことに気付く。

 ま、家の前で大声でも出せば出てくるだろ。

「ご主人様のお帰りだ。皆の物出てまいれ。」

 シーン。シーン。シーン。シーンが耳に痛い。

 why。誰も出てこない。配下NPCの家であろう建物へ突撃して扉をガンガン叩くがシーン。シーン。シーン。

 どうするよ、どうするんだよ俺。当てにしていた配下NPCが居ないって。

 まてまてまて、まだ慌てる時間じゃない。何か解決方法がある。よし、考えろ。武家屋敷、ただただ広い。何に使うか分からない広い広間があったな。ヒントはそこにあるとみた。

 自分の家に戻って広間へ直行。するとそこにはチュートリアルAIさんと瓜二つの女性が広間の入口にいる。

 俺の予想はあたりだな。

「ただいま。あなたのことは何と呼べば良いですか。」

 「私の事はおい、お前、何とでもお呼び下さい。嘘です。すいません。アカネとお呼び下さい。」

 何か、チュートリアルAIさんと瓜二つなのに性格は全く違うみたいだな。個性って言えば良いのか何なのか

「アカネさんね。よろしく。俺の事は、ご主人様、主様とでも何とでも呼んでくれ。嘘です。すいません。玄と呼んでくれ。」

 ふっ。やり返してやったぜ。

「承知致しました。これからは旦那様とお呼びしますね。」

 おうふ。何かデジャブが

「ごめん、旦那様だけはやめて。色々と駄目な気がするから。」

 ふふんと笑みを浮かべて

「冗談です。ご主人様とお呼びしますね。それでお急ぎの要件でも御座いますでしょうか」

 おお、そうだった。

「かくかくしかじかで配下NPCさん達を集めてもらいたいんです。出来ますか。」

「かくかくしかじかが良く分かりませんがお急ぎなのは伝わりました。

 配下NPC総勢15名こちらに呼びますので少々お待ちください」

 かくかくしかじかをかるく捌いて広間から出て行く。集まるまで待てばいいのか。上座に座るところがあるからそこに座って待つとしよう。

 本当に少し待つだけで15人の配下NPCさん達が集まってきた。いや、アカネさんが集めてきたのか。

「ご主人様、ご要望通りに配下16名集まりまして御座います。」

 ん、16名。15名のハズじゃ。あ、アカネさんは別枠にしてくれたんだ。良い仕事したよ運営。

「すまない。本当であればもう少し余裕の有るときに顔合わせをしたかったのだが、こちらの都合でそうも言ってられなくなってしまった。

 今から至急5人についてきて貰いたい。

 ついてきて貰う者は軍師、剣豪、武士を考えている。

 話を聞いていついてきたい者は話し合って貰って構わない。」

 そして俺は一連の話をして配下NPC達の選択を待つことにした。

「ご主人様、軍師、剣豪、武士との事ですが、軍師は1人しかおりませんので確定です。剣豪は2人おります。そして武士になりますと5人居ます。槍働きが得意な者が3名で書類仕事が得意な者が2名です。」

 おお、何かバランス取れてるな。軍師経が3人槍働き3人、剣豪はどういう位置づけか分からないが護衛の様な物だろう。2名なら左右に着いたり、前後に着いたりで良い感じ。残りの5名って技術職なんだろうな。

「遊び人は連れて行かれますか。1人しか居ませんが。」

 「では、軍師、剣豪、武士2人、遊び人で行くとしよう。」

 えーと、多分細かい設定がされてるんだとは思うんだけどさ。往き道で聞いていこう。1人6分で自己紹介して貰うとしよう。

 領地を出て町へ移動をを開始する。隊列は剣豪、武士(槍働き)軍人、軍師、俺、武士(書類)、剣豪、遊び人の順となる。

「では簡単な自己紹介をお願いしたい。」

 先頭を歩く剣豪から自己紹介が始まる

「最初はそれがしから。北辰一刀流をおさめました。兄弟子達とも腕で負けるとは思っては居りません。名前は、千葉 重蔵と申します。年は35歳。妻と子供が2人居ります。子供も剣豪となるべく修行に出ております。そのうち帰ってくると思いますのでその時は配下の末席に名を連ねることをお許し下さい。」

 なんか、すっげー堅そうな人だな。修行一辺倒かと思ったら結婚はしてるし子供も居るのか。

 次は武士(槍働き)

「では次は私です。私の名前は前田 利成と申します。年は17歳で昨年元服致しました。これから相田家で活躍して見せますので、お引き立ての程よろしくお願いします。」

 若いねぇ。17歳か。次は軍師だな。なんかワクワクするね。軍師。響きが良いよね。

「我は黒田 正隆と申します。我の知謀の限りを尽くして殿をお支え致しますぞ。我にお任せ下され。

 歳は25です。我も独身でして、殿には良い嫁御との縁談を期待しております。

 縁談を纏めて頂ければ我は生涯の忠誠を誓いますぞ。」

 軍師よ。君はわが張良子房となってくれるのか。てかこゆいなこの人。次は書類仕事得意な人だな。

「拙者は勘定方を務めさせて頂きます近藤 吟次郎と申します。年は30歳となります。なぜ拙者が着いてきているのか理解できませんが、精一杯務めさせていただきます。あ、拙者は独身でござる。」

 なぁんか暗いというか影が有るというか次は剣豪2号

「あたしは木曽 巴と言います。巴御前と同名で薙刀を使うのも同じです。巴御前の名に恥じない働きを致しますのでよろしくお願いします。あ、女の子の年を聞くのは駄目でぇす。」

 薙刀使いって剣豪の枠なんだ・・・巴御前て。うん。突っ込むのよそう。最後は遊び人か

「あ~、おいらの番かい。遊び人やってるよ。殿様にはちゃんとまた話をしようと思うからここでは勘弁してくんな。あ、名前も徳さんとでも呼んでくれや」

 謎、謎、謎。ってか大体想像は出来るけどね。戦国時代なのに奴が居ないんだよ。ハットリ君とサルトビ君とか。ロマンじゃん。ワンチャン遊び人になった方はこれで忍ぶまま終わったらお笑いなんだが。

 丁度町に着いたので町中で少し休憩を兼ねて食事を取る。ちゃんと腹が減るのだよ。現実で腹が空いてたら、ここで飯を食っても空腹感は紛らわしてくれるんかな。それだと恐い未来しか見えないけどな。流石にその前に叩き出される様にしてほしいものだ。

 配下NPCも食事をしっかりと摂って休息もとり、いざと出陣。

 山の中の開けた所があるって事だったな。一通り探してみたが中々見つからない。怪我だらけになった人が逃げて来られた距離って事も考慮するとそこまで離れていなかったと思うのだが。

 遊び人の徳さんが突然凄い勢いで前に出ていき懐から何かを取り出して草むらに向けて投げつける。そのまま草むらへ飛び込んで行って男を1人引き摺り出して来た。

 「ふぅ。先手が打てて良かった。こいつはおそらく賊の見張りか何かだ。

 賊の仲間に合図を送る前に押さえられて良かった良かった。

 先頭を歩いてるおっちゃん気付かなかったのかい。

 おいらは視線を感じたんだがなぁ。」

 目を白黒させている剣豪のおっさん。いや、千葉さんな。殺気とかで無い粘着質な視線でも無い物を嗅ぎ分けるって徳さんの方が異常だと思います。

 俺も全く分からなかったし。で、引き摺り出された男に目をやると年の頃は25~30歳くらいか。やけに痩せていている。

「くそ。今度は傭兵を送ってきやがったのか。」

 あれ、本当に町の長の言っている事が怪しくなってきたぞ。

「俺は相田 玄。将軍様より領地を下賜されて昨日この先に移住してきた者だ。

 町に挨拶に行くと長が包帯まみれになって、賊にやられたというのでな。

 どういう事かと話をしようと思ってな。」

 捕らえられている男はじっと俺の目を見てくる。

「相田様、どうか、どうか、お助け下さい。御頭に会って話を聞いて下さい。」

 演技には見えないな。何でこんなに必死なんだ。疑問しかない。もう大混乱時代だわ。警戒しながら男の案内で賊の御頭の元へ移動する。

 途中途中案内している男が何処かへ合図をして御頭がいるという小屋に着いた。

「御頭。将軍様のお侍さんが来てくれた。助かったんだよ。」

 おいおい本当に一体全体どうなってやがる。兎に角話を聞いてみよう。

「俺は相田 玄という。町の長から賊の討伐の間、町を守っていて貰いたいと依頼されてな。

 しかし、包帯まみれになった人間が盗賊の討伐に行くという。

 こんなおかしな話は無い。なので、賊の頭である者と話をしようと思ってな。

 そして、早く話を終わらせないと面倒なことになりそうな予感しかし無いんだが。」

 小柄ながらがっしりとした体つきの男がポツリ、ポツリと話を始める。

「そもそもの始まりは戦で俺達の側が負けたことから始まるんだ。俺達の村は敵方によって根切りにされてしまった。

 帰る場所の無くなった俺達は近くの村に助けを求めたがどこも自分の所も生きるのに精一杯でよそ者なんかのために何か出来るような余裕も無い。

 それで、故郷からどんどんと離れて行ってな。

 腕には自信のある俺達だったから落ち武者狩りも賊も返り討ちにしてここまで辿り着いたんだ。

 町を見つけて、これで落ち着けると町に入ろうとしたんだが、こんななりだろ。町の中にはいれて貰えなくてな。

 せめて飯くらい何とかならないかと賊や落ち武者狩り、馬鹿なことをする侍なんかから町を守ってやる事にしてな。

 集団では入れない町にも数人づつなら入れるようにして貰ってよ。

 町の人ともまぁ、仲良くしていたんだ。

 ところがよ、俺達の事が元々の敵方の殿様に知られてよ。俺達はお尋ね者として賞金がかけられちまってたんだり

 そこからは早かったよ。町の長は俺達を捕まえれば莫大な賞金が手に入る。

 で、賊がこの辺で目撃されたっていうんで来てみたらよ。待ってたのは町の長と兵士よ。

 こっちもやられるわけにはいかねぇし抵抗してな。それで今に到る訳なんだが、どうしたら良いか分からなくてよ。」

 ちょっと予想していたのとは違ったが町の長が欲をかいたってだけの話しだな。それで、詳細を知る者が居なかったわけか。

 町の人達ともそれなりに仲良くもなって居て襲われりゃな。

「ちょっと聞くが町の兵士はどうなった。ちょっと見た感じで言えば兵士なんか相手にならんだろ。」

「そりゃな。全員ちょっと打ち身なんかはあるが元気だよ。」

「だろうな。あいつらとも話が出来るか。」

「ああ、話は出来るぜ。ただ、俺達の言うことは信じてくれなくてな。仕方ないから縛ってるんだよ」

 何かこいつら本当に良い奴等なんだな。自分達を襲ってきた奴等に手加減までして、話までしようとするとかどこまでお人好しだよ。

「失礼する。俺は相田 玄。先日将軍様より領地を下賜されて昨日領地に着任したのだか、町の長より話を聞いてい、この盗賊と目されている者と話をしに参った。

 代表の者は誰だ。」

 兵士達はびっくりした顔でこちらを見て、おい、誰が話をするんだ、俺は無理だぞなど聞こえる。

「別に罰を与えるとかそんな話じゃ無いぞ。ただ、今回の経緯を聞きたいのだ。」

 1番年配の兵士が声を上げる

「今回のことはあいつらが町を乗っとろうとしたことが事の発端だ。

 長がそう言っていたから間違いねぇ。」

 うん。凄い剣幕だな

「では、なぜお前等は生きている。町を乗っ取ろうというのだ、お前等なんか直ぐに処分すればすむ。

 ご丁寧にお前等にも飯まで食わせてるみたいだしな。」

 年配の兵士はそれは俺達を手懐けて町を乗っとる時に有利に事を運ぶためだ。なんて言ってるが無視。

「そろそろ長が兵を引き連れてここを襲いに来るだろうが、お前等その時殺されるぞ。

 なんたってこの話のキモの部分を聞いてしまってるからな。

 そもそも死んだことになってるぞ、お前等。」

 嘘だ、そんなわけない、長はそんな人じゃ無い等々兵士達は叫んでいるが、残念ながらこいつらは殺されるのは確定。

「だからな、長が攻めてきたときにお前等はここから動くな。

 逃げられそうになっても逃げるな。

 動いたら殺されるぞ、長にも、賊にも、そして俺にもな。」

 兵士全員が黙り込み顔を青くする。甘いんだよ。そもそも連れてきている兵士達も何か町に置いておけない理由なんかあるんじゃ無いかと疑ってしまう位には切り捨てられている。

 これで長は黒も黒。真っ黒だわ。

 生きていた兵士達。目の前で殺されたと言う長。どちらを信じるかと言えば、賊を信じざるを得ないのよね。

 これで実は賊の方が悪かったんです。なんて話だったら軽く人間不信になれるわ。

 懸賞金欲しさに今まで町の防衛の一端を担っていた者を簡単に斬りすて、兵士達も斬りすてた。

 戦が始まればこの人数は中々の戦力になると思うんだけどな。

 賊の御頭と今後についてちょっと話しておくか。

「おう。長は真っ黒だわ。俺には兵士は全滅したと言ってきたからな。おそらくだが、あいつらも斬りすてられてる。

 そして、1番分からないのは何故俺を巻き込んだのかって事だ。

 俺なんかに知らせずにやった方が早かったと思うんだけどな。

 でだ。事ここに到ってしまったので、長は打ち取るしかない。そしてその後については俺が話を纏めて町では次の長を決めさせる。

 そして、お前等の処遇だよ。1番面倒なのは。どうしたい。」

 御頭はうんうん悩んでいる。今後のことについては全く何も考えてなかったようだ。

「今後のことについては事が終わってから考えてもいい。

 長を打ち取るのはお前等だからな。俺は前に出て何かするつもりは無いからな。」

 配下NPCを出しても良いのだがこの件については俺がどうにかするのは違うと思っている。

 もう一つ和解させるって手もあるけど、金に目がくらんだ長と、殺されかけたこいつらが仲直りなんぞ出来るバスも無い。

 どちらかが消えない限り永遠に決着はない。悲しいけどこれが、現実って奴なのよね。

 そうこうしていると本当に長が兵を連れて来ちゃったよ。

「相田様、賊の言うことを信じるのですか。私達は真っ当な人間ですよ。」

 お~、まっお腹が黒な人が言うと、説得力が別の意味で凄い。

「長よ。おまえ兵士は全滅したって言ってなかったか。全員生きてるんだが。

 しかもここに居るこいつらが凶悪な賊でって話になってるらしいじゃないか。

 本当は懸賞金欲しさに今回のことを計画したんだろ。

 ついでに自分の言うことをあまり聞かない奴等を兵士として引き連れて、もう死んだことに成功してるしな。」

 真実は残酷な物ですな。長1人が欲に負けて今までに築いた関係を全て御破算にしたんだ。御頭が頭のおかしい奴だったら間違いなく町が壊滅してた所だぞ。

「だ、だまれ。わしは間違っていないんだ。懸賞金を元に町を大きくするのだ。何が悪い。あいつらは所詮は余所者。

 わしの言うことを聞かない馬鹿も一緒に始末できて一石二鳥だ。」

 あっさりと吐くとは思いませんでしたよ。

「では、死んでも文句は言うなよ。覚悟を決めたのはお前だけじゃ無い。

 ここからは殺し合いだ。」

 俺が睨むと長は怯んで連れてきた兵士達に命令する

「全員打ち取れ。報奨金が出ればお前等にはいい思いをさせてやるぞ。」

 御頭を見ると凄く悲しそうな顔をしている。

「俺達が出て行けば済む話じゃないんだな。俺達を殺すんだな。

 悲しいがこっちだって殺されるわけにはいかねぇ。

 気合い入れろ。こっからは殺し合いだ。」

 悲しい顔から鬼の様相に変わる。部下達も鬼の形相になる。

 死兵って奴だな。これはもう勝負はついてるな。後をチラッとみる。そこには信じられない物を見た顔をした捕らえられていた兵士達だ。

 うちの配下NPC達は兵士達の傍に陣取っている。あ、剣豪2人は俺の傍に居るけど。てか、こいつら突っ込んで行きたそうにしてるんだけど、それはならんぞ。これはこいつらの問題で俺達の問題では無いからな。

 一方的すぎて見てらんねぇって感じ。鬼の形相になってるのに兵士達を殺さずに戦ってるし。

 あ、長の頭が飛んだ。いや、もう終わりなの。

「え~っと、ここら辺でやめようか。長の頭飛んでいったし、終わりだろ。」

 攻めてきた兵士達は武器を捨てて座り込んでしまった。

「お前等さ、勝てると思って来たのか。全く相手になってないじゃないか。秘策でもあるのかと思ったら策も無い。何しに来たんだよ。

 人間欲に目が眩むとろくな事にならんな。

 もう、お前等帰れよ。そして、こいつらには2度と手を出すな。

 あ~、あと、先に攻めてきたお前等はどうする。町に帰ってもいいと思うぞ。帰りたくない奴はこの傭兵団に入ればいい。

 賊って言うには統制も取れているし、戦い方を知ってるから傭兵団を名乗れ。

 で、傭兵団になるお前等はうちの領地と町の間にある村の跡地を本拠地にすればいいと思うぞ。」

 これにはちょっした考えがあった。どうもうちの領地から道は1本しか無い。そしてその途中に壁に出来る傭兵団の本拠を作ってもらえばって事だ。

 さて帰るか。

「我の考えと同じ事を。これは我が殿はとてつもなく頭の切れる御仁の様だぞ。」

 黒田君。よいしょは要らないから。

 止まった時間が動くようにヨロヨロと兵士達が町に向かって行く。本当なら次の長も決めてと思っていたが、そこまで面倒見なくても何とかするだろって思ったので帰る事にする。

「おう、お前等はこっちについてこい。」

 無言で傭兵団の面々はついてきていた。

 村に着き、ここを本拠にしろと伝えると

「傭兵団って何ですか。」

 そこからか。傭兵団の説明をしたが途中からなぜかうちの専属の傭兵団になると言い出す。

 いや、それは専属の傭兵団ってよりも配下になるって事だぞ。

 あ、枠が一杯だから傭兵って事か。枠が広がったら配下になるのね。

 今回のイベントは実際に動かせる兵士の入手って所かな。

 足軽総勢で50人が配下NPCの更に配下になるって事が決定事項の様になってる。因みに最初に来た兵士達は皆傭兵団についてきてしまった。理由は死んだことになったのに誰も悲しんでないっていう残酷な現実を突きつけられたからだ。

 そんな奴等大丈夫かと思わなくも無いが、これはイベントと割り切る。

 村オブジェの正しい利用方法も分かったしいいか。

戦いに参戦しなかったのは良かったんだか悪かったんだか。

 配下NPCを連れて行ったのは間違いなかったと思う。徳さんが忍びか。遊び人って事で色々なところへの調略が可能になるって事かな。

 領地に凱旋だ。

今回は解決まで一気に行きましたので少し長めになってしまいました。

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