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前口上

戦国時代に詳しいわけでも無いですが、転移物以外で何か書きたいと思って書いてますので、それ違うとかあると思いますが暖かく見守って頂ければ幸いです。

 

前口上


 待望のネットゲームの配信だ。 

 残念ながら今までのゲームでやってみたいと思えるゲームが無かったのだ。

 戦国時代を自由に過ごせるという謳い文句がきになりやってみることにした。

 目標はでっかく天下統一!なんて皆が目標にするであろう目標を掲げてみた。

 さて、ゲームを起動させて行くとしようと。

 戦国の夢を専用機器にセット。専用機器もこのゲームがしたいから揃えた。昔はモニターに接続してやっていたのに何時の間にかモニターは無くなり、ゲーム機?も巨大化していた。

 揃えるために購入しに行った店で驚くしか無かった。なんてデカいんだよ。まさかのアーケードゲーム筐体よりデカいとは

 店員に聞くと何と、先日売り出されたばかりの最新機種でこれでも一回り以上コンパクトになっているという。

 色々説明してくれたが頭の中に説明は入ってこず、そんなもんだと思考を放棄。

 簡単に大きさは全長2m50cmあり、横幅が2m、高さが1m50もある。ちょっとした車と同じ大きさだぞ?これ

 聞くと斜めに設置するんだとか。成るほど、それでもかなりのスペースが潰れる。

 まぁ、巣立った子供部屋に突っ込めばいいか。一応使うと伝えておこう。

 買って帰って嫁さんに自分の分は?と言われもう一度買いに行く羽目になった。嫁さんにゲームの中でも尻に、尻に敷かれてしまうのか。

 と言うことで今目の前には2台のゲーム筐体が並んでいる。一応色違いだ。

 嫁さんはどっかいってるみたいなので先に初めてよう。後で怒られたらジャンピング土下座でもすれば許してもらえるだろ。許してくれるよな。許してくれると信じよう。

 では、筐体に入ります。昔は真っ裸になって入っていたと言うが、今は専用のアンダーウェアーを着てから入る

 蓋が閉まる。見た目は酸素マシーンに近いかな。

 中では目を開けていても良いし閉じててもかまわないらしい。意地でも目を開けてようと目を見開いていたら駆動音がしたと思うと目の前に見えていた蓋が無くなり真っ白に変わっていた。

 軽くビビった。だって目を開けてるのにいきなり真っ白にホワイトアウト。一瞬気を失ったかと思ったぞ。おぢちゃんは1回意識無くして救急車に乗ったが、その時の感覚に近かったんだよ。ドキドキが止まらないとアナウンスで「気持ちを静めて下さい。今からキャラクターエディットを行っていきます。

 身体的特徴を反映させますか?反映させますと外見のエディットに移ります。」

 突然何処からともなく声が聞こえてくる。落ち着けって落ち着けるか!だが、ナイスミドルな俺は取り繕いながら言うのだ

 「身体的特徴って身長だけか?それとも体型もか?いや、別に身長を高くして欲しいだとか、マッチョにして欲しいとかでは無いんだが。」

 答えが返ってこない。待てども答えが返ってこない。

 「只今申請中ですのでお待ちください。身長を高くするのは出来るのですが、マッチョにというマッチョの定義が不明なためにお時間を頂きます」

 「マッチョにも色々あるからな…コナン・ザ・グ○ートレベルから細マッチョまで。すまん」

 いや、マッチョだけでこんなに時間かけるとは

 「いえ、想定外の事でしたので。他の方は身体的特徴は身長に合わせて見苦しくないレベルでと言うものと、敢えてお腹を出して欲しいと言った物でして。」

「ん?外にもマッチョになりたい人は居るんじゃないのか?単純に俺が初めて言っただけか?しかし、運営よ、マッチョは言われるだろうに対応してないのはいただけないぞ」

 まさか裸は駄目だったのか?まぁ、そういうルールもあるかも知れないが

「申し訳ありません。お待たせ致しました。以外の物から選択して下さい」

 おぉ、やっと・・・ってラン○ーかコマ○ドーしかないじゃないか。細マッチョは・・・

「細マッチョは・・・」

「細マッチョにつきましては標準仕様が細マッチョとなってます。

 中肉中背、ぽっちゃり等は選択して頂き、数値を自由に設定して頂くことになります。」

 先に説明しような、そういう大事なことは・・・選ぶならラン○ー1択だな。イメージだけなんだけどラン○ーとロッ○ーは一緒の人だったしな。

 「じゃ、こっちでお願いします。外見については自分で弄れるのか?」

 「はい。外見に関してはご自由にすることが出来るようになっております」

 そうか、何だか眉目秀麗な奴らが大量に闊歩してるのが想像できてしまったので、外見は若返らせて貰えばいいか

「シワとシミを取って髪の毛量を少しだけ増やしてくれたらそれでいい。」

 また静寂の時間が

「エディットが終わりました。ご確認お願いします。」

 突然目の前に人が現れてビビった。だから、こういう所をキチンと作り込めよ。期待しすぎたかなと少しだけ後悔を始めている俺が居る。

 あ、見た目は、うん。何故だろう高校生の時の自分がそこに居た。

 流石に顔バレは・・・しないか。このままで始めてしまおう。

面白いと思われたら、ブックマークして頂ければ嬉しいです。

また、いいね。を下さいましたら凄く嬉しいです。

評価もしていただけたら更に喜びます。

よろしくお願いします。

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