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説明の終了とその確認方法と初期設定

 細かい説明が続いたが、どうやら「初期設定」という名のキャラメイク的な特殊能力獲得の権利を選ぶときに、「メニュー」及び「ヘルプ」を選択すればいつでも見直せる、という言葉が最後にくっついていた。

 そしてその謎の声が『それではこれより初期設定を開始してください』と言ったタイミングで部屋の中央の床がせりあがり、その表面が格子状に仕切られた形でぱかぱかと開いた。

 思わず距離を取って眺めていたが、開いた中から色んな道具っぽいものが中心ほど高くなるような階段状に現れた上で、それぞれの上に数字が表示されれば大体分かる。たぶんあの数字はコストで、与えられた上限の中で組み合わせるって事だろう。


「で、どこまでとれるのかっていうのは……なるほど」


 周りを見回してから自分の身体を調べてみると、右手の甲に「1700」という数字が浮かんでいた。これが上限値であり、私に与えられた数字なんだな。

 試しに一番端にあったレーダーのようなものに右手を近づけると、数字の下に細かい文字が表示された。読んでみると、どうやらこれは説明らしい。


[アクティブソナー:能力:アクティブ:アクション

音の反射で周辺を探るスキル

音が大きい程広い範囲を調べる事が出来る]


 上に浮かんでいる数字は「200」だった。他の数字の中では低い方なので、どれを選ぶかにもよるが、あんまり数を取る事は出来なさそうだ。

 数字の高さ、コストの大きさは中央に行くほど高いようで、一番中心で高い位置にあるのは「1500」だった。他に何も取れなくなるから取らないが、一体何なんだ、と一応詳細だけは見ておく。


[無敵時間:能力:パッシブ

事前に設定していた状況になった場合、無敵時間を付与するスキル

レベルを上げると無敵時間が伸びる]


 ……強いんだろうが、上手く使えるとも思えない。もしこれで無限に入るアイテムボックスとかならかなり悩んだだろうが。

 ちなみに、無限に入るアイテムボックスはあったし、そっちは「400」とそこそこだった。……これはもしかすると、特殊通貨だというマナゴールドは、現物の形で保存する必要があったりするんだろうか。

 いや、そもそも最終的に必要な装備の数がなんか大変な事になってたな。もちろん装備って事は入れ替えるんだろうし、絶対嵩張るだろう。何だったら修理や手入れをする道具や素材も必要、となれば、まぁ必要か。


「……武器っぽい物がない。何が来ても大丈夫、にも出来るけど、出来ればそれに合わせて選んでおきたいし……」


 その場合、この右手の甲に表示されている数字を温存する必要もあるかも知れない。だって強力な武器は高いだろうから。能力を選んだあとで武器を選ぶ、とかだと、最悪ナイフ一本とかになる可能性もありそうだし……いや、流石にそれはない、か?

 考えながらもぐるっと一回りしてみて、とりあえず「メニュー」と「ヘルプ」を取得。それぞれ「100」と最低値だった。つまりこれはとっておけって事だな?

 しかし何が来るにしても、先に相手を見つける手段は必要だよなぁ……と思いつつ悩む事しばらく。


[存在感知:能力:パッシブ/アクティブ

一定範囲内の存在を感知するスキル

レベルに応じて感知範囲と感知情報の精度が上がる]


[マルチハイディング:能力:パッシブ/アクティブ

自分以外からの発見を困難にするスキル

レベルが低いと見破られる可能性が高い]


[アイテムドロップ:能力:パッシブ

敵を倒した際に消耗品がアイテムボックスに入る

アイテムボックスが無い場合は足元に転がる]


 上から順に「300」「500」「200」だ。アイテムドロップは、うん。消耗品、という文字を見て、不思議のダンジョンで出てくる満腹度の事を思い出した。餓死は嫌だし武器があっても使える状態じゃなかったら詰む。

 さてこれでほぼポイントは使い切った訳だが、未だに武器は出てこない。そしてせり出してきた床が引っ込む様子もない。……これは、使い切らないと先に進まないパターンか。

 しかし残り100、それこそ「メニュー」みたいな最低限の能力でないとダメなのでは……と思いながら机? の回りをもう一周すると、さっき「メニュー」があった場所に、新しいものが出現していた。


[メニューオプション:能力:パッシブ

メニューに様々なオプションを追加するスキル

フレンドや設定を含めた各拡張機能が解放される]


 ……メニューと同じくとっておけという事か、これの上に浮かんでいる数字は「100」だった。あっぶな、最後にちょっと残しておいて良かった。

 いや、まぁ、うん。これを見る限り、恐らくこの……異世界アイカ取得用ダンジョン、というのを進んでいけば、このポイントはまた手に入るというのも、まず確定でいいっていうのも分かったけど。

 いやだって、設定は何の事か分からないが、フレンドはたぶん、ダンジョン攻略、というものをゲーム脳で考えるに、絶対必要な物だろうし。


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