害をなす「常連」の存在について
もう少し具体的に実態を書きたかったのですが、削除されそうなので止めました。
私は2016年の初め頃からTwitterに登録し、現在は細々と自分の言いたいことを呟いていたり、ラジオ番組へのリクエスト、企業の懸賞に応募するなど色々な使い方をしている。就職を機に、呟く頻度は激減したが、ほぼ毎日目を通す程には中毒になっている。今回は自分のTwitter使用頻度が結構高いラジオ実況について、愚痴も含めて書き殴っていこうと思う。
自分の呟きがラジオで読まれたり、リクエストが採用されたときにはいつでも嬉しく思う。そういうのは時の運だ。毎回読まれるとは限らない。読まれるだろうか。曲はかかるだろうか。そういったドキドキを感じるのも、ラジオ実況における楽しみの一つなのではないかと思う。成功すれば喜ぶし、失敗しても「次がある」と気持ちを切り替える、他のリスナーさんのメッセージを聴きながら楽しむ。そういった魅力があるのではないかと思う。
しかし、それはリスナー層が流動的な番組(具体的に言うと、お昼から夕方にかけてのワイド番組)の話だ。オールナイトニッポンのように、リスナー層が固定されている番組にリクエストやメッセージを送るのは、中々勇気がいる。所謂「常連」「はがき職人」がラジオ番組を支配しているような気がするからだ。
「常連」が幅を利かせている実例を紹介する。私の住んでいる地域のラジオ番組に、アニソンを専門に扱うものがある。この番組はTwitter実況を奨励しており、何回か全国のトレンドに乗ったほど勢いがある。しかし、この番組の最大の問題点は「常連のリクエスト・メッセージしか採用されない」ことだ。ごく僅かだが新規のリスナーのメッセージなどを拾ってくれるが、番組の大半は「常連」のリクエストした楽曲で構成されている。更に徹底しているのは、実況ツイートへのレスポンスまで「常連」のみに限定されていることだ。私はこの番組を聴いて7年程になるが、リクエストが採用されたことは3回しかない。メッセージが読まれたことも片手で数えるほどだ。当然、実況をしてもいいね! やリツイートといった反応は貰ったことがない。
メッセージもクスリと笑えるものや、「これはすごい」と思うようなものではなく、糞も面白くない雑文を延々と聞かされる。極めつけは、自分の送ったメッセージが読まれない、リクエストが採用されないなど空振りに終わったとき、「なんで採用されないんだ」「イライラする」など、まるで自分が採用されることが当たり前だと思っている節があるツイートをすることだ。何様のつもりだと思うが、彼らにとってラジオ番組とは、自分の自己顕示欲を満たすためのツールでしかないということなのだ。彼らにとってのラジオは、この番組だけなのだ。ほかの番組に興味を示そうとしない。ただ自分の欲望のまま行動している。アニメヲタクの悪いところが凝縮している。一時期abema某で配信していた時もあったが、「いつも同じ人が読まれている」というコメントが散見された。案の定、abema某での配信は今年9月末に打ち切られた。新規リスナーの獲得に失敗したのだろう。
Twitterや番組を私物化する「常連」。私は流石に辟易してしまい、1カ月前から実況に参加することを止めた。馴れ合いや傷の舐め合いが痛々しすぎて、精神衛生上良くないと判断した。リクエストやメッセージは引き続き送っているが、彼らの趣向に合わないのか、相変わらず弾かれている。このままでは、番組を聴くこと自体フェードアウトしてしまうかもしれない。
信者だけ囲っていても、コンテンツの発展にはつながらない。私はそう思う。