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手記  作者: くらげ
6/9

ラジオを聴いての感想 ~いじめについて~

文章が散らかっています。申し訳ないです。

これから紹介することは色々と衝撃を受けたので、記憶が薄れないうちに自分の思いを書いて行こうと思いました。

 久しぶりに手記を更新するにあたって、少しだけ重い話題になることを前置きしておく。


 いじめの話題です。


 この日は学校が休みだったので、試験勉強に明け暮れていた。ラジオを適度な音量で流していると、女性のラジオパーソナリティーが「今週の一言」という話題でこんなことを言っていた。


『私は中学二年生から三年生にかけていじめに遭っていました。クラスではとっかえひっかえでいじめの対象が変わっていたんですけど、私が標的になってからはクラスのみんなが私のことをずっといじめていました』


 中学生というのはなぜだかいじめというものが頻発する。自分の在籍していた学校でも耳にしたことがある。どうしてこういうことをするのだろうか。理解に苦しんだ。確かに人の上に立つことは楽しいのかもしれない。力によって捻じ伏せることが快感に思えるのだろう。しかし当事者は、自分で自分の首を絞めていると感じないのだろうか。女性は笑いも交えて話していたが、当時はとてもつらかったのだろうと思った。女性の話は続く。


『いじめを目の前で見ていたときは、なんてレベルの低い連中なんだと距離を置いていました。彼らにとってその態度が気に食わなかったのだと思います。でも私、いじめられていても学校には休まずに通っていましたよ。ここで負けてなるものか! って思ったので』


 「レベルの低い連中」という表現は的を射ていると感じた。そして、このような状況になっても毎日欠かさず学校に行くことはなかなかできないと思う。メンタルの弱い人であれば、いじめられ続けると不登校になるパターンに陥り、最悪の場合自ら命を絶ってしまうことさえある。悲劇を繰り返さないためにも、学校、教育委員会は何らかの対策を講じるべきなのだが、それでうまくいっていれば苦労はない。いじめは根絶が難しいと改めて考えさせられた。


『私がなんでいじめを乗り越えられたか。それは、色々な世界に触れる機会があったからです。こういったら大層なことだと思われがちですけど、要は本を読む、ラジオを聴くことで、自分の心の支えにすると同時に、自分の知らない世界を見つけて行って、「大人になったらこんなに楽しそうなことが待っているんだ」と希望を持つことです。学校だけが全てじゃない。視野を広く持てば、いじめられたことが些細なことに思えてきます。まあ、辛かったですけどね(笑)』


 この言葉にハッとさせられたことは、「心の支え」という言葉である。私は上記の発言を、何か自分にとって熱中できることを持っているか否かで、いじめに対して向き合うことができるというニュアンスで受け取った。そして学生時代は、学校という枠組みに囚われやすい。そこから脱却を図ることによって、次につなげるというポジティブな考えに持っていくことができる。この女性の言葉は、今いじめられている全ての学生に伝えたいと思うほど感銘を受けた。


 「何故いじめをしてしまうのか。それはいじめている人が弱いからだ」


 上記のことは、女性パーソナリティーの一言が終わった後にリスナーさんが送ったメッセージの一部である。弱いから、自分を強く見せるために立場の弱い人間を屈服させる。これほど醜いことがあるだろうか。自分はこうならなくて良かったと心から思う。いじめは何も生み出さない。それにいじめっ子が気付く日は、果たして来るのだろうか。



 少し文章が散らかっているが、これにて失礼。

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