偽電車男「13.初合コン前のパワーアップ」
俺の社会人生活を振り返って恋愛の話を書きますが、もちろんフィクションも混じった自伝的小説です。うかつに書くと特定されちゃうw
ここで、一旦話を戻そう。
ここまでが、アニメでいうところの1クールって感じさ。
俺は、PAに車を止めて自販機の缶コーヒーを飲み、それを飲み干した後にマルボロ赤を咥えて、煙草に火を着けた。
よし、じゃ、マリちゃんに振られた後の話を始めよう。
いつも通り客先の大部屋で仕事してたらさ、隣の島でマリちゃんが「やっぱり、俺君、いいかも。」って仲良し客先社員さんと話してたけど、結局告っても実らなかったし、日常会話でちょっと話をするくらいになっており、俺は無視しといた。
どうも、このあたりで結局シンイチさん⇔マリちゃんに戻ってたみたいだし。
あの後一回あった社内飲み会で二人とも参加してて、二人のラブっぷりを見せつけられたんだ。
手に手をとってって感じでさ。
リア充去ね!
そんな感じで仕事をしていたある日のこと。
実は、ワタセさんとノブヒコさんにはマリちゃんに告って振られたことを話しといた。
二人とも苦笑いしてたけどね。
そしたらワタセさんが、知り合いのつてをたどって俺を元気づけるためか合コンを企画してくれた。
勿論、俺は参加を表明した。
マリちゃんとは社員同士以上の関係になれねーし、彼女も俺が新しい相手を探すことを望んでくれたし。
よし、人生初合コンだ。
そしたら、俺が合コンに参加することがマリちゃんの耳にも入ったらしく、
「俺君、合コン参加するの止めてくれないかな・・・」
とか隣の島で言ってたけど、無視無視。
仕方ねーじゃん。
意味不明だよ。
あの返信メールが現実なんだからさ。
俺も彼女にあのメールを出して、彼女は最後に応援してくれたんだ。
それを信じた。
俺は最強のおめかしをするために、合コン前の土日を使って新しいジーンズ、ちょっと悪っぽいジャケット、コ○サのニット、スウェットボーダーシャツという格好にいきついた。
コ○サのニットは、ダブルジップ式だ。
スウェットボーダーシャツをインナーにしてその上からジャケットだと、何か子供っぽい感じや、よくてもカジュアルすぎる気がするので、コ○サストアの店員さんに相談したところ、ダブルジップのコ○サニットを進めてくれた。
ダブルジップなので、スウェットボーダーシャツの上に着て、その上からニットを着用。
上部分と下部分を開いて、ボーダーちら見せテクニックを伝授していただいた。
パダワンがジェダイマスターから、フォースの使い方を伝授されたように。
一回その格好で周りの反応を確認するためにショッピングモールにいったところ、
通行人の皆さんが、俺の童顔や髪色、格好も相まって「ジャ○ーズっぽい」という
評価をもらえた。
このときはウエスト74cmまで落ちてたかな。
そして、いざ、人生初の合コンへ。
第一部と第二部の構成です。
よかったら見てやってください。
ブログの方だと全部書き終えてます。