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偽電車男「1. 自己紹介」

俺の社会人生活を振り返って恋愛の話を書きますが、もちろんフィクションも混じった自伝的小説です。うかつに書くと特定されちゃうw

某県まで、雨が降る夜の高速道路を愛車でひたすら走りながら、「俺」はふと、三年間を振り返っていた。

目的地まで、後600kmはある。

ドライバーは俺一人だし、途中で休憩入れても 8時間くらいはかかるかもしれない。


最近ハマッた邦楽ミュージシャンのCD エモをかけながら、最初はノリノリで運転していたのに、すでに10ループ目に入ってしまい、もはやただの雑音となってしまった。

CDを入れ替えようにも、次のSAやPAまでだいぶあるし、ちょっと一人で歌ってみるか。車内だし。

そして、ちょっと前に流行っていた「ノートに名前を書く新世界の神」のアニメのエンディングテーマをアカペラで歌い出した。

デスボイス、ボーカル、デスボイスと全パートを一人でまわしながらアカペラで歌う。

それを三曲分繰り返したが、次第にそれも疲れてきた。


ただ、淡々とステアリングを小刻みに調整し、アクセルは常に踏んだまま。

重いクラッチやブレーキを頻繁に踏まなくても良かった。

渋滞も存在しない時間帯。

後続車のヘッドライトも、前を走る車のテールランプもはるか遠くだ。

5速に入れたままもう何時間シフトレバーを動かしてないだろうか。

コーヒーはたらふく飲んだし、眠気覚ましのガムも二本パック全部くらい噛んだせいか、眠気がやってこない。


心の奥底には、色々な感情が溜まっていたが、ある女の子への純粋な「愛」だけは形を変えずに残り続けている。まだ目的地まで時間もあるし、ここらでこの物語のさわりと自己紹介もしておこう。


この物語は「俺」が一番最初に入った会社での三年間の物語。

自分の人生の中で、あの三年間は一番キラキラしていた。


自己紹介をしよう。

彼女いない暦=年齢で、アニヲタ、ゲーヲタ、勿論DT。

身長165cm。

昔はスポーツをちょっとかじっていた。

スポーツ止めた後、大学で何度も仲間と酒を飲むうちに体重は増え続け、

在学中には三桁の大台を突破しそうになり、「北○の拳」のハート様かというくらい

腹が出ていた時期もあった。

今はそれほどじゃない。


え?高校時代の話も聞きたい?

この物語にもほんのちょっとだけ影響する部分があるけど、要約するとこんなかんじ。

①俺、ユナちゃんという女の子好きになる。

②しかしクラス違うし、三年間全く会話できない。

③卒業式の日、何かテンションMAXになり、式直前にユナちゃんに話かけて

  「式終わったら、ちょっと話したいんだ」と告げる。

④この時点で敗北は決定的だったけど、前に進むためだと割り切って挑む。

⑤告白→玉砕→準備していたものの、落ち込む

⑥以上


女子とまともに会話したのって、授業中にグループワークするときくらいだったさ。

え?大学時代はって?

理系だったし、何もなかったよw


まぁ、おいといてさ。

そんな俺でも、社会人になって変わろうとしたんだ。そしてマリちゃんという女の子に恋に落ちて、色々あったわけさ。

俺の「モテキ」も重なって、それはそれは大変なことになったんだ。そんな話を少しずつ思い出して語ってやるよ。

第一部と第二部の構成です。

よかったら見てやってください。

ブログの方だと全部書き終えてます。

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