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勇者召喚に巻き込まれて異世界転生します  作者: ai-emu
【第6章】そうだ!!ダンジョンに行こう!!(準備編)
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神々の玩具

=アスカ視点=


「転生神だけどアスカちゃん、いまいい?」

まったりとした午後のひと時、ミヤビが育てている花壇を見ながらお茶をしている私に、転生神から電話がかかってきた。

「なに?」

「最近アスカちゃんと仲良くなったお姫様がいるでしょ?」

「…エリザベス様がどうしたの?」

「そうそう、エリザベスちゃん。

じつはね、いろいろな神が、彼女に興味を示してね。暇つぶしがてら彼女で遊ぼうって話になったの。」

「それがどうしたの?遊びたければ遊べばいいじゃない?」

「…そうなんだけど。彼女と遊ぶにはね。1つ問題があるの。

私たち神にはね、人に能力を与えるときには、まず『〇〇神の加護』と言うのを与えなくてはいけないの。そのあとで、いろいろな能力を与えるのだけど…。」

「与えたければ与えればいいじゃない?あっ!そう言えばそういうお仕事は、あの技能神ヒキコモリがしていたんだっけ。加護だけは、いつでも与えることが出来るんだっけ?」

「そう、加護を与えることだけはね。でも、そのあとのことは、技能神おじさまの許可がいるのよ。…そして、今現在は、技能神の代行アスカちゃんのお仕事と言うわけ。

だから、アスカちゃんの許可をもらいたいと言うわけ。

どう?私たちの暇つぶしを手伝ってくれない?」

「・・・・。神様たちが遊ぶ相手は、エリザベス様だけ?」

「今のところは、エリザベスちゃんだけ。飽きたら対象が変わるかもしれないけれど、私たちの力をあまり増やさないように努力はするつもり。」

「と言うことは、様々な神から、エリザベス様に対して特殊スキルを付与していく感じで遊ぶの?」

「まあ、それだけじゃないけれど、大きく言えばそんな感じだね。」

「…いちいち許可をもらいに電話してきてもらうと、私もいろいろと鬱陶しいから、いつでも遊べるようにいくつかの加護と特殊スキルをエリザベス様に与えておく。あと、エリザベス様に与える予定の加護とスキルを、100人くらいランダムでばら撒いておくから、その気があったらその人たちと遊んであげてね。」

「アスカちゃんも適当だね。普通ならば『広く、平等に』って、言ってくるかと思ったんだけど?」

「『広く、平等に』って、そんな戯言誰が言いますか。広く、平等にそんなことは、博愛主義者だけの言葉です。現に神様ですら広く、平等にそんなことはしていないのだから。私もするつもりまないし、言葉に出して言いませんよ。」

「まあ、そうだね。じゃあ、いつぐらいから遊びだしてもいい?」

「ん~~、そうだね~~。準備もあるから、…3日後かな。」

「じゃあ、神々みんなには、3日後から遊べるよと言っておくね。

アッ!話は変わるけどね・・・・。」

そんなこんなで、転生神との長電話は、日が傾くまで続いた。

さて、どんなスキルを作ろうかな。神様たちに便乗して、私も少し王女様で遊ぼう。

私はまず、エリザベル様のステータスを、「能力一覧表示ステータス改変」スキルを利用して覗き見する。このスキルを利用すれば、魔王すら凌駕する最強で最凶の魔物すら作りだすことも可能だが、そこまではしなくてもいいだろう。私はそこまで鬼畜ではない…。

まあ、そんなことよりも、エリザベス様のステータスを見てみる。

===============

【名前】エリザベス=カトレシア=セルア=バーランチア(愛称エリザ)

【種族】人間族

【年齢】12歳【性別】女【基礎レベル】Lv15

【メイン職業】バーランチア王国第1王女【サブ職業】魔法使い

【ギルドランク】《冒険者ギルド》AA《職人ギルド》《商人ギルド》

【称号】▽△

バーランチア王国第1王女(王位継承権第1位)・バーランチア王国の至宝・バーランチア王国の象徴・バーランチア王国のアイドル・慈愛の王女・民への奉仕者・民の救済者

【加護】▽△

【基礎ステータス】▽△

【所持スキル】▽△

【フレンド表示(公開するステータス)】▽△

===============

前回の時より詳しく見てみると、国内を飛び回っているだけあって、国民からの人気は称号欄だけ見ていてもあるみたいだ。少し基礎レベルも上がっているところを見るに、しっかりと鍛錬もしているようだ。スキル関係は、魔法関連を中心に鍛えているみたいだね。冒険者ランクがAAとは、これはすごいとしか言いようがない。日常の公務で忙しい中、この年齢で、よくぞここまで上げたものだと褒めてあげたい。


さてと、王女様のステータスを、神様たちがいろいろと遊べるように少し改変しなくてはいけない。

改変する場所は、【称号】・【加護】・【スキル】の3か所。

【称号】の欄には、『神々の暇つぶし』・『神々の玩具』・『神々の寵姫』・『神々の癒し』の4つの称号を追加する。

【加護】の欄には、『神託の加護』・『神勅の加護』・『技能神の加護』の3つの加護を新たに与えておく。

【スキル】の欄には、特殊スキルに『神のギフトLv10』を与え、『神からのギフトスキル』と言うフォルダーを新設して、神から与えられたスキルはすべてここに入るようにしておく。『神のギフト』がレベル10なのはエリザベス様だけで、同じ内容の称号・加護・スキルをランダムにばら撒く100人くらいは、『神のギフト』のレベルが1~5までの間にするつもりだ。

とりあえず、此処に示したものがステータスに揃っているもののみ、神々の戯れでいろいろなスキルを与えれるようにしておく。これらのことを、転生神を通じて、神様たちに伝えてもらった。

また、技能神代行わたしからは、ステータスを勝手に弄ったお詫びとして、基礎ステータスをすべて『∞(表示不能)』に、いろいろなスキルを上位互換の形で統合しておいてあげた。上位互換するために足りなかったスキルはプレゼントだ。それと、いくつかのスキルは、私からのプレゼントだ。

これにより、基礎レベルまで『∞(表示不能)』になってしまったのはご愛敬だ。

これにより、エリザベス様は、世界で一番神に愛され、世界一最強の王女様になってしまった。

やってしまったことには反省しているが、後悔はしていない。

エリザベス様のステータスでいろいろと遊べるよと、それぞれ3人の神の代行を務めるミヤビ・マツリ・ナオミに話したら、3人とも嬉々として、王女様に『神のギフト』を与えていた。


後日、再びエリザベス様のステータスを覗いてみると、なんだか多種多様なスキルが、神様たちから与えられていた。私たちが遊びすぎた結果、王女様はチートな能力を手に入れていた。そして、与えられたスキルすべてが、私が与えたスキル『贈与技能最適化Lv10』によって、最適化され、体にすぐ馴染んでいくのだった。

一体エリザベス様は、何処を目指していくのだろうか?

あっ!そうだった。王女様には、馴染んだスキルを鍛えるために、私たちとともにダンジョン攻略をさせなくてはいけなかった。早速『神託』を出しておかないといけない…。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

=エリザベス視点=


ここ最近10日ほどの間、私は少し変だ。

何が変だ?と問われても、少し返答に困っている。

なぜならば…。

つい先日までは、どの神からの加護もなかったのに、今では、ほぼすべての神から加護を受けている。

まさか、コンプリートしているのではなかろうか?

そして…。

加護を受けている神様から、いろいろなギフトを戴いている。普段生活で使えるようなモノから、こんなものいらないと言うモノまでありとあらゆるギフトがある。

何でこんなことになったのかは、記憶を漁っても探し出すことが出来ない。王家の者にとって、この世界の神々に祈りを奉げることは、何よりも先んじて行わなければならないことだ。そのため、起床後すぐに禊を行い、神殿で祈りを奉げることが最初の仕事になっている。

それが原因ならば、私の家族全員が私みたいなステータスになっていないとおかしい話なのだが、現実は、私以外はいたって普通のステータスをしている。

お父様は、

「神がエリザに下さったギフトなんだから、しっかりと鍛錬をして自分のものにしなさいそのための支援なら、惜しまずに与えよう。」

と言ってくださいました。それからの私は、神様が下さった能力を自分のモノにするため、一生懸命頑張っています。

ある日の朝、いつものように早朝、王城内にある神殿でお祈りをしていると、突然『技能神(代行)』と名乗った神様から天勅を受けた。

その内容は…。


《今日より10日の後、王都から迷宮都市へと向かうパーティに同行し、汝の持つ技能を昇華させろ》


お父様にこの天勅の事を話し、私の迷宮都市行が決定しました。

王都中を探した結果、期限の3日前に迷宮へと向かう冒険者パーティを発見します。そのパーティが、なんとアスカさんたちだったのには、何か得体のしれない運命を感じました。

出発の日、集合場所に指定された外周区にある軍の演習場には、見たこともない巨大な船?が空中に停泊していました。

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