暴走する代行者によるスキル再編
ステータスの表示方法を変更した私が次に取り掛かったのは、スキルの大編成だった。統合・再編・新設したスキルについては後ほど語るとして、今は、私たちのスキルを少し弄っていこうと思う。
まず私から。
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【名前】アスカ=ラングレイ=ヨシオカ
【種族】混血亜人種(ハイエルフと九尾狐とのハーフ)
【年齢】1012歳【性別】女【基礎レベル】Lv∞(表示不能)
【メイン職業】魔導師【サブ職業】魔導鍛冶師
【ギルドランク】《冒険者ギルド》SS《職人ギルド》S《商人ギルド》B
【称号】▽△
【加護】▽△
【基礎ステータス】▽△
【所持スキル】▽△
《基礎ステータス補完スキル》▽△
基礎ステータス上昇Lv10・身体能力上昇Lv10・物理攻撃力上昇Lv10・魔法攻撃力上昇Lv10
幸運度上昇Lv10・獲得経験値上昇Lv10・パーティ編成Lv10
《生活系スキル》▽△
言語の支配者Lv10・家事全般Lv10・嗅覚上昇Lv5・味覚上昇Lv5
実験Lv10・検証Lv10・異世界技術Lv10
教育Lv10・地質学Lv10・貴族の嗜みLv10
絵画Lv10・遊戯Lv10・拡声Lv10・早口言葉Lv10・滑舌Lv10・演劇Lv10・腹話術Lv10
《戦闘系スキル》▽△
武術の王者Lv10・魔導の王者Lv10
《戦闘補助スキル》
軍師Lv10・乗馬術Lv1・回避Lv10・受け流しLv10
死霊操作Lv1・陰陽道Lv1・呪術道Lv10
望遠Lv10・暗視Lv10・聴き耳Lv10
脱げ足Lv10・忍び足Lv10・風景同化Lv10・早着替え(防具関連)Lv10
挑発Lv10・不意打ちLv10・蹴撃Lv10・兜割りLv10・武器破壊Lv10
《耐性スキル》▽△
戦闘耐性Lv10・病気耐性Lv10・酒精耐性Lv1・愛獣属性耐性Lv10
《生産系スキル》▽△
職人の王者Lv10・侍女Lv5・メイドLv5・秘書Lv1
《商業系スキル》▽△
商業王Lv10・詐欺Lv1・弁明Lv1・韜晦Lv1・説得Lv10・賄賂Lv1
《特殊スキル》
空間の支配者Lv10・鑑定眼Lv10・裁定者Lv1・収集家Lv10・魔導書作成Lv10・念話Lv10・念視Lv10
《アスカちゃん?専用スキル》▽△
技能製作者・能力一覧表示書き換え・能力一覧表示改変・神々との交信・世界知識閲覧・異世界知識閲覧・神の試練発行・新世界創造
【フレンド表示(公開するステータス)】▽△
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ごちゃごちゃしていたものを、すっきりと上位互換スキルにして纏めてみました。
『基礎ステータス上昇』
基礎ステータス上昇系のスキルを統合したスキル。
『身体能力上昇』
身体能力上昇系のスキルを統合したスキル。
『物理攻撃力上昇』
物理攻撃力上昇系のスキルを統合したスキル。
『魔法攻撃力上昇』
魔法攻撃力上昇系のスキルを統合したスキル。
『言語の支配者』
ラグナレシア共通言語Lv10・ラグナレシア種族言語(ハイエルフ語・エルフ語・九尾狐族語)Lv10などの言語系のスキルをある程度取得すると生えてくるようにしたスキル。
『貴族の嗜み』
礼儀作法・社交・紋章学など、貴族が日常使用する技術を集約したスキル。
『軍師』
戦略・集団指揮・策謀など、戦術にかかわるスキルを集約したスキル。
『戦闘耐性』
物理耐性・魔法耐性・苦痛耐性など、戦闘時に発動する耐性スキルが集まったスキル。
『商業王』
交渉・値切り・相場など、商売上でかかわるスキルを集約したスキル。
『空間の支配者』
空間保管庫・特殊空間転移・万能空間把握など、空間属性のスキルが集まったスキル。
などなど、まだまだたくさんあるが、とりあえずは、私の持っているスキルをピックアップしてみた。
あと単独スキルとして、『念話』・『念視』、ネタスキルとして『性転換』なんてのもある。このスキルは、1万人ほどに、適当にばらまいておいた。私は、今の姿が気に入っているので、男の戻るつもりはないが。
神様からもらったスキルは、とても素晴らしいです。私のステータスをすっきりとしている作業中、対応しているスキルが順次まとまったり新設されたりしていっている感じです。何もしなくてっも勝手にアップデートされていくみたいですね。そのことは、ミヤビたち3人のステータスを見て知りました。
こうして、ミヤビ・マツリ・ナオミのステータスを弄っていたら、半日が過ぎ去っていた。夢中になると、時間を気にしなくなる癖は、生前?から直っていないらしい。
その日、世界中がパニックに陥った。
ラグナレシアに生きるすべての生命体が、人間、魔物、植物、モンスター。…果ては遠く離れたポイステリア大陸を支配している大魔王、とその配下である魔族ですらだ。
朝起きたら、いきなりステータスの表示が変わっていた。こんなことは、長い歴史の中で見ても、一度たりとも存在していない出来事だったのだ。
今まで存在していたスキルがいきなりなくなっていた。そのスキルを使って何かをしていた者は、いきなりスキルが使用できなくなった。仕事中だったものは、一番大変だったことだろう。
また、複数のスキルをカンストさせると、上位のスキルが生えてくる現象が各地で報告された。この現象は、今までもいくつかの事例があったのだが、それは多くの分野で拡大された感じだろう。特に、職人分野では躊躇だった。
そして、最大の難関といえば…
魔物やモンスターにもスキルが生えていたことだろう。
今までも一部にはあったのだが、それがすべての魔物やモンスターに拡大されたのだ。これは、鑑定スキルを持たない者たちにとっては、致命的に討伐難度が上昇したことを意味する。スキルの影響で、たとえゴブリンといえども、侮ることが出来なくなったからだ。
その反面、冒険者たちにとっては、うれしい出来事もあった。
確率はわからないが、倒した魔物やモンスターの一部が、数々のアイテムを落として(ドロップして)くるのだ。中には、くだらないモノもあったが、この世界で一級品とされている武器や防具がドロップされることもある。中には、力を得る代わりに何かを失うといった、呪いのかかったものもあった。
また、魔物やモンスターが持っていたスキルが手に入ることもあった。
「なぜ?いきなり?」
「どうして?」
「神からの啓示はなかったぞ?」
今まで、何かが大規模に変わるときは、何らかの方法で神から警告があったのだ。しかし、今回は神から何も伝えられずにいきなり変わっていたのだ。
少し見にくいながらも、それに慣れて使用していた者たち。
魔物と倒したら、いきなり伝説級の武器や防具を手に入れた冒険者。
中には、扱いきれないものも多くあり、また、安全に持ち運びできない手段を持たない者にとっては、身を亡ぼすだけのものもある。
各国家も、伝説級の武器を求めて魔物狩りをする部隊を編成する。しかし、天すらもあざ笑うかのように、そのような野心に満ち溢れた者たちの手には、一切ドロップすることはなかった。そして…、たとえ手に入れても死蔵すれば、1か月で持ち主のもとから忽然と消え去ってしまうのだ。つまり、これらの武器や武具は、手に入れたら使用しなければいけないということだ。
ただ、お金に変えたい時のことも何故か考えられていた。
各冒険者ギルドのギルマスに、『ドロップ品売買者』というスキルが生えていたのだ。このスキルの持ち主が管理する施設で、売買する場合に限り、ドロップ品が消滅することがなくなるのだ。ただし、施設から出た瞬間、使用することなく死蔵すれば、すぐに消滅してしまうのだが。ギルドでは、これを利用して、月に数回ドロップ品のオークションを開くことになる。
なんだかんだと大混乱をしていたが、それも数ヶ月で収束し普段通りの生活をしていくのだった。




