独ソ不可侵条約(1939年8月、IF世界)
1. 背景
• ドイツの事情
• すでにポーランド侵攻を決意していたが、フランス・日本軍が西で待ち構えている。
• 東方でソ連との戦争まで抱えれば「二正面戦争」となり破滅的。
• よって背後を固める必要があった。
• ソ連の事情
• 満州・朝鮮国境で日本・清との対立が激化。
• 西側(ポーランド・東欧)での戦争は避け、兵力を東方に集中したい。
• 経済的にも西欧との孤立を補うため、ドイツとの交易が不可欠。
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2. 交渉
• 史実同様、外相モロトフとリッベントロップが交渉。
• しかしこの世界では、フランスに日本軍が駐留しており、ドイツにとってはさらに「背
後の安全」が重要だったため、譲歩が多い。
• ドイツはソ連に対し:
• 工業製品、航空機・戦車の技術供与。
• 経済協力の大幅拡大を提示。
• ソ連は:
• ドイツへの石油・穀物・鉄鉱石の供給を約束。
• 東欧への進出要求は控え、ポーランドをドイツに一任。
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3. 調印内容(1939年8月23日)
1. 不可侵条約:相互に攻撃しない。
2. 秘密議定書(IF版)
• 史実のような「ポーランド分割」はなし。
• ソ連は「東方(満州国境)」に注力する代わりに、経済的利益を得る。
• ドイツはポーランドを単独で占領。
3. 経済協定:
• ソ連は対独輸出を増加。年間数百万トン規模の石油・穀物・鉄鉱石を供給。
• ドイツは機械、兵器部品、航空機エンジン、戦車設計などを供与。
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4. 国際的反応
• フランス:失望。ソ連を潜在的な同盟候補と見ていたため、裏切りと感じる。
• 日本:激怒。清とともに「ソ連は背後から我々を脅かした」と非難し、満州国境の軍備
を強化。
• 英国(BUF政権):逆に宣伝に利用。
• 「赤と黒(共産主義とファシズム)の同盟」
• 国民を戦争に駆り立てる格好の材料となる。
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5. 意義
• ドイツは 西への集中 が可能になり、ポーランド侵攻を即時実行できる。
• ソ連は 時間を稼ぎ、東方に備える ことができる。
• 両国の経済協力は史実以上に緊密となり、「準同盟」的性格を帯びた。
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まとめ
このIF世界の独ソ不可侵条約は、史実の「便宜的な一時協定」ではなく、
「西のドイツ・東のソ連、それぞれの戦争準備を支える協調体制」 として成立した。
その結果、ポーランドはドイツ単独で占領され、第二次大戦序盤の戦局に大きな影響を
与える。




