表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/203

第一次世界大戦後の英国海軍(IF史)

1. 敗戦の衝撃(1919〜1922)

• 第一次世界大戦で敗北した英国は、

• 大西洋制海権を喪失

• 艦隊の大半を喪失

• 戦勝国(日・仏・亜米利加国)から厳しい軍縮を課される

• ワシントン海軍条約的な制限が英国のみに科され、戦艦建造は全面禁止。

• 海軍は「戦艦を失った帝国」として国威と誇りを大きく損なう。

---

2. 空母研究の始動(1920年代前半)

• 戦艦建造が不可能なため、空母こそ唯一の大型艦建造許可対象となる。

• 史実同様の艦が就役:

• アーガス(1924):客船改造、発着艦試験母艦。

• イーグル(1924):戦艦から改造、実用規模の初期空母。

• ハーミーズ(1924):世界初の空母専用設計艦。

• これらは「敗戦国のサバイバル艦隊」として位置づけられ、

戦艦を持てない英国が生き残るための唯一の道を象徴した。

---

3. 技術的停滞と秘密実験(1920年代後半〜1930年代前半)

• 空母は揃ったが、艦載機技術・運用理論が未熟。

• 世界恐慌の影響もあり、建艦は停滞。

• この間、英国はソ連と秘密裏に協力:

• ソ連領内の飛行場に模擬甲板を設置し、発着艦実験を合同で実施。

• 英国は大規模試験環境を確保、ソ連は航空技術を吸収。

• 海軍内では「戦艦復活を望む旧派」と「空母主力を志す新派」が対立し続けた。

---

4. BUF政権の登場と再軍備(1936〜)

• モズレー率いる英国ファシスト連合(BUF)が政権を奪取。

• 再軍備宣言(1936):条約を破棄し、海軍拡張を開始。

• 政治的には「戦艦復活」を叫ぶが、現実の造船力・予算は限られ、

実際の重点は 空母建造と艦載機開発 に置かれた。

---

5. 新世代艦の登場(1937〜1939)

• アークロイヤル(1938竣工):大型空母、空母機動部隊の中心。

• イラストリアス級(1937起工〜):装甲甲板を備えた最新鋭艦。

• 新戦艦(IF版キング・ジョージ5世級):国威発揚のため数隻のみ建造。

• 1939年には「空母打撃群」を中心とした艦隊運用が可能となり、

世界初の Carrier Task Force(空母機動部隊) を形成。

---

6. 戦略的ドクトリンの確立

• 大西洋こそ主戦場

• 亜米利加国・フランスとの制海権争いを主眼。

• 通商破壊・封鎖作戦に空母群を投入。

• 地中海は副戦場

• イタリアと共同でフランスを牽制。

• 北海防衛

• ドイツ陸軍を補佐し、連合国艦隊の進入を阻止。

• インド洋は放棄

• インドを失った現実を受け入れ、進出せず。

• ただし国内政治では「インド奪還」がスローガンとして使われ続ける。

---

まとめ

• 英国海軍は 戦艦を禁じられた敗戦国ゆえに、史実よりも早く空母主力へ転換。

• 1920年代は試行錯誤、1930年代に再軍備で一気に整備が進む。

• 1939年時点での英国海軍は「空母打撃群+象徴的戦艦」という独特の編成を持ち、

第二次大戦では 大西洋の制海権奪取戦 の主役になる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ