英独の政権交代と降伏、停戦まで(IF世界)
1918年秋:戦況の悪化
• ドイツ:
• 春の大攻勢に失敗し、西部戦線が逆に押し戻される。
• 大西洋では日本・亜米利加艦隊の封鎖により、補給が途絶え食糧難に直面。
• 国民の不満が爆発し、各地でストライキや反戦デモが拡大。
• 英国:
• 海軍力を喪失しており、植民地からの補給がほぼ断たれる。
• 工業都市では労働争議が激化し、政府批判が高まる。
• 「この戦争はもはや続けられない」という世論が政権を追い詰める。
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ドイツ革命(1918年11月)
1. キール軍港反乱(11月3日)
• 出撃命令に反対した水兵が蜂起、反乱は全国に拡大。
2. 全国蜂起
• 労働者評議会が各都市で権力を掌握。
• 「皇帝退位」「戦争終結」が要求として掲げられる。
3. 皇帝退位(11月9日)
• ヴィルヘルム2世がオランダへ亡命。
• 社会民主党主導で新政府(臨時政権)が樹立される。
4. 停戦要請
• 新政府は「戦争継続は不可能」と判断し、連合国に停戦を打診。
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英国の政権交代(1918年10月〜11月)
1. 食糧危機とストライキ
• 1918年秋、国内で深刻な食糧不足。港湾都市では暴動が発生。
2. 内閣崩壊
• 政権を担っていた強硬派内閣が退陣。
• 穏健派自由党・労働党の連立による新内閣が成立。
3. 和平への転換
• 新内閣は「国力の限界」を認め、ドイツに追随して停戦を模索。
• 国民に「名誉ある撤退」として宣伝しつつ、実質的には敗戦を受け入れる形に。
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停戦(1918年11月11日)
• フランス北部・コンピエーニュの森で、連合国代表(フランス、日本、亜米利加国)と
協商国代表(ドイツ、英国、オーストリア残余)が会談。
• 停戦条件:
1. 西部戦線の即時停戦と兵器引き渡し。
2. 英独の艦隊は連合国に接収される。
3. ドイツはアルザス=ロレーヌを放棄。
4. オーストリアは解体、各民族独立を承認。
5. 英国は植民地の一部を連合国に割譲。
• 1918年11月11日午前11時
休戦協定が正式発効し、4年以上続いた大戦は終結。
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結果
• ドイツ:革命により帝政崩壊、ワイマール体制へ移行。敗戦国として重い賠償を負担。
• 英国:敗戦国に転落し、大英帝国の権威は失墜。植民地の保持も揺らぐ。
• 連合国(日・亜米利加・仏・露・清):戦勝国として戦後秩序を主導。
• 世界秩序:史実の「英仏米中心」ではなく、日米二大国を中心に再編される。
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結論
• このIF世界でも「敗戦国の内側崩壊による停戦」という史実の構図は維持。
• 違いは 英国までもが敗戦国側に転落 し、政権交代を経て停戦を受け入れる点。
• 結果として「戦後秩序=日米主導」の流れが決定的となる。




