IF版 バルカン問題と大同盟形成
背景(19世紀後半〜20世紀初頭)
• オスマン帝国:依然として衰退を続け、「ヨーロッパの病人」と呼ばれる。
• ロシア帝国:スラブ民族の保護を掲げ、バルカン進出を狙う。
• オーストリア=ハンガリー帝国:バルカンで影響力拡大を目指すが、ロシアと真っ向対
立。
• ドイツ帝国:オーストリアを支援しつつ、バルカンを足がかりに大陸支配拡大を狙う。
• フランス(ボナパルト朝):ドイツを牽制するため、ロシアを支援する動きに傾く。
• 日本・亜米利加国:直接的利害は薄いが、秩序維持のためフランスとロシアを支援。
• 清朝:直接関与はしないが、連合国の一員として「対独墺露ライン」に顔を出す。
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事件の展開
① 第一次バルカン危機(1880年代)
• セルビア・ブルガリアで民族運動が高揚。
• ロシアがこれを支援し、オーストリアと対立。
• ドイツはオーストリアを支持、独墺の「協商国中核」が成立。
② 第二次バルカン危機(1890年代)
• ボスニア・ヘルツェゴビナを巡って露墺が再び衝突。
• フランスはドイツ牽制のためロシア支援を表明。
• 日本・亜米利加は「秩序維持」の立場からフランスに同調、事実上の「日米仏露ブロッ
ク」が形成される。
③ 英国の選択(1900年前後)
• 英国はかつては海洋の盟主だったが、日本と亜米利加に覇権を奪われた。
• 「日米と組んでも利益は薄い」と判断し、ドイツと接近。
• 英独同盟交渉が進み、1900年代初頭には「独墺英ブロック=協商国」が固まる。
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連合国と協商国の成立
• 連合国(守勢派)
日本・亜米利加国・フランス・ロシア・清
→ 「現状維持・秩序防衛」を掲げる大同盟。
• 協商国(挑戦派)
ドイツ・オーストリア・英国
→ 「現状打破・勢力拡大」を掲げる挑戦ブロック。
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世界秩序の姿(1910年代)
• 欧州:仏露 vs 独墺の対立が激化。
• バルカン:セルビア・ボスニアを巡る民族紛争が大戦の火種。
• アジア:日本と清が連合国にいるため、日英の対立が世界戦争に直結。
• 大西洋:亜米利加国が連合国側の主力として大西洋の戦局を握る。
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結論
史実のように「サラエボ事件」が起きれば、
• 連合国(日本・亜米利加・仏・露・清)
• 協商国(独・墺・英)
という大戦構図に一気に突入する。




