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ナポレオン戦争後の世界(IF)

欧州 ― ボナパルト朝の覇権

• フランス帝国(ボナパルト朝)

• 1812年のロシア遠征で大打撃を受けるが、英国は海外に追いやられており、大陸に決定

打を与えられる勢力がない。

• ワーテルローのような決戦は起こらず、ナポレオン没後も一族が皇帝位を継承して「ボ

ナパルト朝」として存続。

• フランスはドイツ諸邦・オーストリア・イタリアを勢力圏に収め、欧州大陸の盟主に。

• 欧州の秩序は史実の「ウィーン体制」ではなく、「パリ体制」と呼ばれる。

• 英国

• トラファルガーで仏西艦隊を撃破し本土防衛には成功。

• しかし北米・インド・太平洋を日本と亜米利加に奪われ、覇権国から中堅国に転落。

• 19世紀は産業革命を進めつつも、市場が限られて「先進工業国のひとつ」にとどまる。

• ロシア帝国

• ナポレオンを撃退したものの、欧州大陸ではフランスに阻まれ、西欧進出は停滞。

• 以後は中央アジア・極東方面へ膨張し、日本・清との対立の火種を抱える。

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アジア・太平洋 ― 日本の時代

• 日本帝国

• 北米西岸・フィリピン・蘭印・オーストラリアを領有。

• インドではベンガル・マドラス・セイロンを支配し、「日本東インド会社」が統治を行

う。

• 太平洋〜インド洋を繋ぐ交易ネットワークを独占し、史実の英国に代わって「海の覇

者」となる。

• 莫大な資源と市場を背景に、19世紀前半から産業革命を開始。

• 亜米利加国

• 北米東部・中部を統一

• 英国の影響を完全に駆逐し、ラテンアメリカの独立も支援。

• 大西洋の盟主として君臨する。

• 日本と協調関係にあるが、太平洋支配を巡って潜在的な競合関係も。

• 清朝

• 英国が衰退しているため、アヘン戦争的な衝突を回避。

• 日本や亜米利加との交易で「早期の洋務運動」を実施し、部分的に近代化に成功。

• 1840〜50年代、ロシアの南下に対抗するため日本と「協商」を結ぶ。

• 同盟ではなく「相互不可侵・情報交換・技術協力」にとどまるが、清の衰退は史実より

緩やか。

• インド

• 日本が沿岸部ベンガル・マドラス・セイロン、フランスが内陸部(デカン・デ

リー)を掌握。

• 「日仏インド分割支配」が成立し、英国は完全に排除される。

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大西洋・ラテンアメリカ

• スペイン帝国

• ナポレオン戦争で衰退し、中南米は1810〜20年代に一斉に独立。

• 日本・亜米利加国が独立派を支援するため、史実より早期に帝国は瓦解。

• ラテンアメリカ諸国

• 独立直後から亜米利加国・日本の後ろ盾を得る。

• 欧州の再征服を阻止し、大西洋の秩序は亜米利加国がリード。

• 「モンロー主義」に相当する原則が、日米共同声明として打ち出される。

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産業革命と近代化

• 日本・亜米利加国

• 太平洋交易の富を背景に、鉄道・造船・紡績・製鉄などで世界最先端に。

• 史実の「イギリスの世紀」は、この世界では「日米の世紀」に。

• フランス(ボナパルト朝)

• 大陸を統合市場として利用し、軍需産業を中心に工業化。

• 欧州の工場としての地位を確立。

• 清朝

• 洋務運動が史実より成功し、限定的ながら鉄道・造船・兵器工業が整備される。

• 「半植民地化」ではなく「半近代化国家」として生き残る。

• 英国

• 工業国ではあるが、市場を失ったため国力に見合った影響力を持てない。

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世界秩序(1815〜1850年)

• 欧州帝国:フランス(ボナパルト朝)

• 太平洋帝国:日本

• 大西洋帝国:亜米利加国

• 大陸帝国:清(日本と協商)

• 挑戦者:ロシア(中央アジア・極東へ進出)

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総括

史実の「イギリスの世紀」は存在せず、

フランス・日本・亜米利加・清・ロシア の五大勢力が並び立つ「多極的19世紀」に突

入。

アジアでは「日清協商」が成立し、欧州列強のアジア侵略は大幅に抑制される。

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