1~2 常識と非常識の狭間で
受験前なのでっていうのとネタが最近ドン詰まっているっていうのでだいぶ短めです。
なんかおかしくない?と思ったあなたはすごい!(軌道修正ができなかったので後書きで軽く説明)
私は今、深い森の中にいます。今は夜、空には幻想的な光が見えています。――なんて言ってる場合などではない。私は今――
「助けてぇぇぇ!」
よく分からん生物に襲われていた。片方は茶色い見た目の、なんか首元には白い毛みたいのが生えてる四足歩行の生物。もう片方は、大きくて七色の毛を持ってる生物。
私はかれこれ30分くらい逃げ回っていた。私の体力がほぼ尽きてからでも10分ほどは経っている。どうやら後ろの方でお互いに小競り合いをしているようだ。
そのチェイスは、突然終わりを告げる。
必死に走っていた私は気づかなかった。道の先は崖になっていたのだ。
「ヒッ」
声にならない口から出る。
これで人生終わりか…と思っていた私だったが…。
「ポヨン」
なにかの上に着地した。それは…どうやらスライムらしい。
追ってきていた2体は崖の上で争っている。多分お互いに邪魔をされたとでも思っているのだろう。そして、私が死んだとでも。
スライムの方は…
「ぬ〜」
なんかかわいい声を上げていた。
しかも顔が怒っているように見えない。
「ごめんね〜。お詫びになにかあげれるものあるかなぁ…。」
あ、あれは…?
私はポケットの中に手を突っ込む。
目が覚めてポケットの中を見たときに入っていた、謎の石。
「これ、いる?」
「……」
やっぱりいらないのかな…と思っていたのだが。
「ぬ〜〜〜♪」
なんかとても喜んでいるみたい。
それならあげても良かった…ってえっ?
あのスライム、あげた石を食べてるんですけど!?
「この世界どういうことなの〜!?」
叫びたくなったのは、許してほしい…。
さて、と。気づいた方もいるでしょう。「家、どこ行った?」と。まぁ1-1、2は同日の話なのでまぁ食べれるものを探そうとして襲われたと思っといてください() 次回はいつ頃になるかは未定です…。