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プロローグ
俺は、鈴木正弘 34歳サラリーマンだ。
正直にこの会社は、毎日残業 真っ黒な予感しかしない。
一度転職を試みたのだが、あいにく断られた。
なんでこの会社に入ったのだろう、一度過去の俺を殴って
やりたいくらいだ。
はぁ~昨日も終電ギリギリでろくに寝れていない、
朝も早いし明日くらいに過労死で死んじまうんじゃねーか?
ふわぁ 眠い
あれ今何時だっけ?
うわぁ!? 7時09分?!
まずいまずいこのままじゃ遅刻だ!
あの上司めっちゃ怖いから怒られたら何されるかわからん
急げ急げ急げ
周りなんかどうでもいいとにかく走れ
―――――――危ない!―――――
ん? 今なんか声がしたような、、、
ぴーーーーーーー ドン!
そのとたん自分にとてつもなく強い衝撃が加わった
「ぐはっっ」
意識がもうろうとしてきた
俺はこんなところで、こんな人生のまま死ぬのか?
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
なんで俺が なんでこんなことに
前が見えなくなってきた
人がどんどん集まってくる
早く、、、助けて、、、
生まれ変わったらもう少しまともな人生をおくりたかったな
その瞬間意識が途絶えた。