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青春撲滅委員会  作者: 赤さ棚
2/2

1 青春なんて

聞きなれたアラームが聞こえる。

今日も、憂鬱な1日が始まるような気がする。

その憂鬱さといったら、吐き気すら感じる。


「遅刻するよ、早く起きな!」

母親の声が聞こえる。

仕方がないので、起きて制服を着る。

制服には、皺が寄っている。

昨夜読んでいた、ラノベの山の中からリュックを取り出し、食パンを咥えて玄関を出る。


時計を見て、焦りを感じ学校に向けて走る。

曲がり角に差し掛かると、そこには大天使のような美少女。

ーーーー「これは、ラノベな展開!」

その期待はコンマ1秒後に打ち砕かれる。

そこには、真っ青な鉢巻に青洲撲滅委員会と書かれた男に入って割られてしまったのだ。

「通学路内にて、曲がり角での甘い衝突を阻止。これより事情聴取および、現場復帰を行います!」

続々と真っ青な鉢巻をした人間が集まってくる。

まるで、事件発生後の現場検証のようだ。


そう、僕たちの世界は幸福度の格差が大きく問題視されたことにより、恋愛や青春そのものが大きく規制されているのである。

それらの統制、管理を行うのが国直属の機関である「青春撲滅委員会」なのである。





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