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蛇足:これまでのおはなし_01

本編最終話に至るフローラのお話。

ここからは完全な蛇足です。


 ―― これからも、変わらない日常が続くと思っていた ――

 

 

 

 いつも通りに、掲示板から魔物の討伐依頼を幾つか見繕っていた。

 

「おい、あれが噂の『剣姫』か、お前ちょっと声かけて来いよ」

「やめとけって、例の貴族の話聞いただろ」

 

 そんな声が聞こえてくる。

 

 周りが勝手に言ってるだけで自分で名乗ってる訳ではないのだけれど。それに、『例の貴族』とやらも歩くのに邪魔だからどいてもらっただけ。

 

(そんなくだらない事で盛り上がれるなんて、羨ましいわね)

 溜息を吐きながらギルドカウンターへ向かう。

「あ、フローラさん。おはようございます」

「おはようミリー。今日はこの依頼にするわ」

 カウンターに座る見知った顔に数枚の依頼書を手渡す。

 ミリーはそれを受け取ると、手慣れた様子で受諾処理を行っていく。

「はい、確かに承りました。それにしても、『人食い狼』に『怒り熊』両方ともリーダーの存在が確認されてますけど大丈夫ですか?」

「問題無いわ」

 受領票を私に差し出しながらミリーが訊ねて来るけれど、この程度の魔物なら例え群れていようが、その中にリーダーが居ようが問題は無い。

「流石はフローラさんですねぇ。でも、いつもお一人じゃないですか。たまにはパーティー組みたいとか思わないんですか?」

「必要ないわ。一人の方がやりやすいもの」

 受領票を受け取りながらいつも通りのやり取り。

 それじゃあね、と手を振りながら、ギルドを後にする。

 

 §

 

 冒険者を始めたばかりの頃、同じような駆け出し冒険者にパーティーに誘われ、行動を共にした事はあった。

 だが、結果はいつも同じだった。

 根拠のない過剰な自信、止まる事の無い大言壮語、身の丈を弁えない無茶な討伐依頼を受けては、男は狼狽えるばかり、女は怯えるばかりで、私が居なかったら全員殺されるか魔物の慰み者になっていたであろう場面に幾度も出くわした。

 そのくせ、街へ戻ってくれば「このパーティーは無敵だ」などど調子の良い事を吹聴し、受け取った報酬を使い果たさんばかりに大酒を呷る。

 

 中には、そのまま私を部屋へ誘う男も居た。

 その場でパーティーを抜ける事を伝える。

 何故か信じられないものを見たような顔をされる。信じられないのは私の方だ。

 

 引き留める声も手も煩わしい。一瞥もせずに振り払い、ギルドの受付にパーティー離脱を伝え、ソロに戻る。

 そんな事を何度か繰り返し、私はパーティーを組む事を止めた。

 

(師匠とならパーティーを組めたかしら)

 そう考えた事はある。

 

 私を拾って育ててくれた師匠は、変人ではあったが化け物じみた強さを持っていた。

 私に冒険者としての知識や心構えを教えてくれて、生きる為の術と強さを与えてくれたあの変人は、ある日、机の引き出しの中に一通の書置きだけ残して居なくなってしまった。

 その後、私は師匠の残してくれたもの――教えだけでなく、師匠の家にあった装備や道具も含めて――を元に、今日もまた冒険者として生きているのだ。

 

 §

 

 ギルド前から東門までは、徒歩で向かうには少々距離があるので乗合馬車を利用する。

 丁度前の馬車が行ったばかりのようで、乗合所には私以外の待ち客の姿は無かった。

 次の馬車を待ちながら、道行く人々を眺める。

 

 男女の間に挟まれて手を引かれる女の子。家族連れかしら。

 ――もうこの手に届かなくなってしまったそれが、少しだけ羨ましい――

 

 寄り添って歩く若い男女は、恋人同士というものかしらね。

 ――誰かと常に一緒に居るというのはどういう気分なのかしら。良く分からない――

 

 私を眺めてニヤニヤしながら歩いて行く男達。

 ――いやらしい事でも考えているのかしら。不愉快ね――

 

 そんなとりとめの無い事を考えていたら馬車が来る。

 銅貨一枚を集金箱に放り込み、空いてる席に腰掛ける。

 

 まずは東の森、その泉の周辺で目撃されている人食い狼の討伐。その後は更に奥に入って怒り熊の討伐。道すがら出て来た魔物を狩って行けば、他の依頼も達成出来るだろう。

(森の中での野営は面倒ね。森の近くの村で1泊して明日の朝から森に入る。上手く行けば明日の夜には戻ってこれるかしら)

 規則的に揺れる馬車の荷台の上で、晴れた空を見上げながらそんな事を考えていた。

 

 §

 

 王都を出て東の森を目指す。

 街道を歩いていると、王都を目指す商人や冒険者とすれ違う。

 王都を目前にした安心感からだろうか、皆の表情は一様に明るい。

 

 森近くの村へ向かう為に街道を往く。

 暫く歩くとゴブリンが現れた。逸れだろうか、王都から程近い場所でもコイツらは姿を見せる。

 剣を抜くまでも無く、投擲用のナイフを収納袋から取り出し、無造作に投げる。

 それだけで喉笛にナイフを生やしたゴブリンは倒れる。

 炎の魔道具で死体に火を着けながら、師匠の言葉を思い出していた。

 

『ゴブリンやオークってのは、放って置いたら際限なく増えやがる。依頼じゃなくても、見かけたら間引いておくのが世の為ってもんだ。駆け出し連中の邪魔? 賢い駆け出しは討伐依頼なんざ受けねぇよ。馬鹿な駆け出しは、ゴブリンなんぞよりもっと危険な依頼を受けて自滅する。結果、食いっぱぐれの更に馬鹿な連中が、増え過ぎたゴブリンの巣穴に飛び込んで返り討ちになるって寸法だ。それを考えたら、間引いてやるのはむしろ善行と言って良いだろうさ』

 

 そういうものかしら。と思いはするのだが、見かければ体が勝手に動くのだから、習慣というのは侮れない。

 

 §

 

 森に入ってしまえば、生い茂る木々のせいで見通しは悪く、道と言えるものは存在しない。

 自分の記憶と勘、時折見える以前の自分や他の冒険者が付けたであろう目印を頼りに泉を目指す。

 索敵魔法を展開しながら歩いていると、足元に見知った草が群生していた。

 

『常設依頼ってのは、そんだけ必要としている奴が居るって事だ。見かけたら採取しておけば、晩の酒代位にはなる』

 

 これも師匠の言葉。

(これを持って帰って助かる人が居るのなら、それは良い事ね)

 そんな風に考えながら、足元の草を数株摘んで収納袋に仕舞う。

 

 §

 

 「居た……」

 木陰から伺いながら小さく呟く。

 森の泉からほど近い場所で人食い狼の群れを見つけ、気配を殺しながら歩を進める。幸いな事にこちらが風下だ。

 索敵魔法を展開しながら様子を窺う。全部で5匹、その中に明らかに体格の大きい個体が1匹。間違いなくこいつがリーダーだろう。

 

 腰に帯びた剣に手をかける。師匠から譲り受けたこの剣には僅かに反りがある。それが鞘から抜いてそのまま斬るという動作をし易くしているのだそうだ。

 また、材質にも希少な鉱石を使っており、折れず曲がらず、刃毀れもし難いんだとか。難しい話は良く分からなかったけれど、役に立つし便利なので、そういう物なのだと考えている。

 

 身体強化を発動し一気に距離を詰める。群れが私に気付いた時には、私は最寄りの1匹の目の前に居た。

「シッ」

 身を屈めた体勢のまま、短く息を吐きながら剣を抜き放ち、目の前の人食い狼に斬り付ける。

 一振りで人食い狼を絶命させ、その勢いのままに、踏み出していた右足を軸に身を翻すと、3匹の人食い狼がこちらに飛びかかろうとしているところだった。

「ちっ」

 躱せないと判断し、そのまま真ん中の1匹に向かって突進する。そのまま大きく開かれた口の中に剣を突き立て、ぶつかってくる体をそのまま押し返す。

 再び振り返りながら剣を振り、剣に刺さった人食い狼の体を抜き飛ばす。

 一瞬で2匹の仲間が殺られた事に警戒したのか、残る2匹とリーダーは低く唸りながらこちらを見ていた。

 「相変わらずリーダーは動かないのね。その方が好都合だけれど」

 

 あまり知られていないが、リーダーの存在する魔物の群れは、不可思議な行動をする。

 まず、周りの個体が戦っている間は、自身が攻撃されない限り、リーダーは戦いに参加しないという事。

 二つ目は、リーダーが討伐されると、周りの個体は逃げ出すという事。

 三つ目は、一旦戦闘に入ってから撤退した場合、リーダーを含めた全ての個体が追ってくるという事。

 

 どうしてそうなのかは分からない。ただ、そうなのだとしか言いようが無いのだが。

 

 睨み合いも時間の無駄なので、こちらから仕掛ける。

 向かって左の1匹に突進し、大上段から切り捨てると、残りの1匹が木の幹を利用して頭上から襲い掛かって来たので、刃を返して切り上げその首を飛ばす。

「残りはアナタだけね」

 一旦剣を鞘に納め、左手で鞘を抑え、やや前傾に構え直し、低い唸り声を上げているリーダーと睨み合う。

 

「ふっ!」

 動いたのは向こうが先、流石にこの巨体を受け止めるのは、身体強化が有っても得策ではない。短く横に飛び牙と爪を躱し、擦れ違いざまに抜剣して巨体の横面に斬り付ける。

 リーダーは短く唸り声を上げるが、活動自体に支障はないようで、相変わらず殺意の籠った目でこちらを睨みつけてくる。

「浅かったかしらね」

 流石にあの巨体だ、常用しているこの子では、何度も斬り付けなければ致命傷にはなり難いのだろう。

 この子でも倒せない事は無いが、あまり傷を増やすと素材の買い取り額に影響するし、何より時間の無駄だ。

 再びの納剣。但し、今度は抜剣に構えずに収納袋に手を入れる。

 

 掴み出したのは黒色の大剣。私の身の丈ほどもあるそれは、その姿に似合わず、片手で振り回せるほどに軽い。

 

『一つの得物に固執するな。道具ってのは用途に合わせて選ぶもんだ。得意な得物があるのは悪い事じゃ無いが、それに固執するのは愚行ってモンだ』

 

 私の師匠は、変人のくせに妙なところで正論っぽい事を吐く癖が有ったわね……。

 

 取り出した黒剣を肩に担ぐ、一瞬だけ逡巡してみせたリーダーだったが、次の瞬間、先程より低い軌道で飛びかかって来る。

 軽く跳躍して、リーダーの鼻を踏みつけ、そこを踏み台にしてもう一段飛びあがる。

 空中で体を軽く捻り、黒剣を頭上に構えると、その重さを元に戻し、体重と腕力を乗せてその首目掛けて全力で振り下ろす。

 

 伝わってくるのは、肉と骨を断つ感触。それは、この戦いの終わりを意味していた。

 

 §

 

 「ふぅ……」

 既に夜は更け、家々から灯は落ち、酒場も店仕舞いを始める時刻。王都にある自分の定宿を見上げて溜息を吐く。

 人食い狼を討伐した後に森の奥へと入り、怒り熊の群れを討伐した時には、日は西に傾きかけていた。

 そこから急いで森の外へ出た頃には、辺りはすっかり夜の帳が降りていて、森の近くの村でもう一泊しようとも考えたが、今の自分の格好を思い出して諦め、そのまま歩いて王都へと帰還したのだった。

 

「ただいま」

 持ち家では無いが、そこは何年も暮らしている、勝手知ったる宿屋だ。

「おやおや、随分と遅いお帰りだったねぇ。食事はどうする? スープとパン位なら出せるけど」

 カウンターの中から、夜番のおかみさんが顔を出す。

 そう言えば、昼頃に干し肉を齧っただけで、それから何も食べていなかったのを思い出す。

「お願いするわ」

 果実水を追加してくれるように言付けて、カウンターに併設された食堂の席へ着く。

 

 ややあって、トレイにスープとパン、それに果実水の入ったカップを乗せたおかみさんがやって来る。目の前に置かれたスープからは温かな湯気が立っており、その香りが改めて自分が空腹だった事を思い出させた。

「それにしてもアンタ、酷い格好だねぇ」

 配膳を終え、私の格好を見たおかみさんがそんな声を漏らす。

 取り合えず果実水を一口含み喉を潤す。乾いた体に水分が浸透していく様な感覚が気持ち良い。それから、改めて自分の姿を確認する。

 

 流石に顔についた血は拭ってはいたが、服も鎧も獣の返り血で真っ赤だった。いや、時間の経ったそれは変色していて、赤黒いと言うのが正しいか。

 髪にも付いてはいるが、私の髪は赤毛だから、そんなに目立ってはいない。と、思う。

「いつもの事よ。それに替えの服は有るから、この服は処分しても問題ないわ」

 一通り自分の姿を確認した後、おかみさんにそう返すと、再び果実水を一口。あとはパンとスープをお腹に入れる。

「そう言うこっちゃないんだけどねぇ。アンタ見た目は良いんだから、もう少し身嗜みに気を付ければ幾らでも嫁の貰い手があるだろうに」

 何故か、おかみさんの方が残念そうな顔をする。冒険者としての実力に、見た目は関係ないと思うのだけれど。

 

 多少の小言を聞き流しながら食事を続けてると、小さく溜息を吐いておかみさんはカウンターへと戻って行った。

 それを見送りながら食事を続ける。やはり温かい食事は有りがたいものだ。

 

 さほど時間をかけずにパンとスープを平らげると、カウンターへ食器を返し、自分の部屋へと戻る。

 この宿でも上等な部類である私の部屋には、小さいながらもシャワー付きの部屋風呂が備え付けられている。

 それに湯を張りながら鎧を外し、次いで服を脱ぎ下着姿となる。

 脱いだ服はもちろんだが、下着にまで獣の血が染み込んでおり、こちらも処分するしかなさそうだ。

 

「ふぅ……」

 シャワーを浴びて髪と体の汚れを落とす。ゆっくりお湯に浸かっていると、その心地良さと、一日中動きっぱなしだった疲労で瞼が重くなる。

 なんとか眠気を堪えながら体を起こし、タオル一枚巻き付けた姿で寝室へと戻り、備え付けの引き出しから下着を出すと、残り枚数が少々心許無い事に気が付いた。

(明日はギルドで素材の売却、それに報酬を受け取ったら……、日用品の買い足しでもしようかしら)

 そんな事を考えながら、灯を消してベッドに横たわる。

 柔らかく温かい、野営では望むべくも無い幸せを感じながら、私は夢の世界へと旅立つのだった。

 

 §

 

「買取をお願い」

 翌日、私はギルドに併設されている素材解体所へ顔を出していた。

 討伐した魔獣の査定と買取、討伐証明書の発行をして貰う為だ。

 

「フローラか、今日は何を狩って来たんだ?」

 解体所の所長が顔を出す。

「色々よ。人喰い狼と怒り熊のリーダーも有るから、広めの場所に出したいのだけれど」

 私の言葉に、所長が呆れた様な顔をする。

「人喰い狼に怒り熊のリーダーだと? それをソロで狩って来たってのか、相変わらずお前ぇさんもデタラメだな。とりあえず確認するから、奥の作業場まで来てくれ」

 そう言いながら、私の前を歩きだす。

 

 立ち並ぶ作業場の前を少し歩き、目的の作業場に辿り着く。

「ここなら多少大物でも大丈夫だろう。今日はまだ使ってないしな」

 開いた扉から中を覗き、問題の無い事を確認する。

「そうね。今直ぐ出してしまって構わないかしら?」

「おう、少し奥の方に出しといて貰えると助かる」

 親方の言葉に頷くと、収納袋から獲物を取り出して積み上げていく

「取り合えず依頼分の受領票にサインをお願い。後はいつも通り査定しておいて」

「こりゃまた……」

 目の前に出来た小山に目を丸くしていたが、程無く気を取り直した親方が手早く受領票にサインを入れてくれる。

「ほらよ。買取の査定については……。そうだな、明日の昼には出来てると思うからまた来てくれ」

「わかったわ」

 まだインクの乾いていない受領票を受け取る。

(あとはこれをミリーに渡せば依頼は完了ね。報酬を受け取ったら、今日は日用品を買い足しておかないと)

 この後の予定を思い描きながら、私は来た道を戻る。

 

 §

 

「おはようミリー。これをお願いできるかしら」

 丁度列の途切れた受付カウンターで、一息入れているミリーに親方のサインの入った受領票を差し出す。

「あ、フローラさん。おはようございます!」

 私の顔を見て明るい笑顔を浮かべたミリーは、受け取った討伐証明書を確認し始める。

「人喰い狼5匹に怒り熊4匹。どちらもリーダー込みですか……。それを昨日の今日で達成とは、流石フローラさん。『剣姫』の名は伊達じゃありませんねぇ」

 受領票の内容と親方のサインを確認し、手慣れた動作でカウンターに報酬の金貨を積み上げる。

「この後買い物をするつもりだから、金貨2枚分を銀貨にしてもらえるかしら」

「はーい」

 積み上げられた金貨と銀貨を収納袋に仕舞い、軽く挨拶して踵を返す。

 

「あ、そうだフローラさん」

 立ち去ろうとしたところで、ミリーが何やら思い出したような声を上げた。

「どうかした?」

「えっとですね、フローラさんが戻られたら、部屋まで顔を出して欲しいってギルマスが言ってました」

 脳裏にあのいけ好かない顔が浮かぶ。どうせまた面倒な依頼でも押し付けようと言うのだろう。

 とは言え、例え指名依頼と言えど、受けるか受けないかの判断は私次第という事になっている。

(内容と報酬位は確認してあげても良いかしら)

 無視していると、それはそれで煩わしい事になるので、取り敢えずは話だけ。

 そう思いながら、私はギルマスの部屋の有る2階へと足を向けるのだった。

 

 

 

 ―― そして、運命と出会う ――

◆このお話を読んで頂いた方にお願いです。


 ・エスカレーターでは立ち止まり、枠線内に立って手摺におつかまり下さい。

 ・エレベーターで間違った階を押した際は、出来るだけキャンセルして下さい。

  ①該当ボタンをダブルクリック

  ②該当ボタンをトリプルクリック

  ③該当ボタンをシングルクリック⇒点滅を確認してシングルクリック

  ④該当ボタンをダブルクリック⇒点滅を確認してシングルクリック

  キャンセル方法は概ね上記の通りです。

  ※年式やメーカー、ELV停止時、昇降時等で当て嵌まらない事は多々あります。

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― 新着の感想 ―
[一言] え、エレベーターってキャンセルできたんですね。
[良い点] 蛇足ではない良い話ですね。 [一言] まさか2ヶ月ぶりに更新してこれ来るとは思いませんでした。 正直続編書いて欲しいぐらいですし。
[良い点] つい最近、一気読みしたのでブクマしてなかったのですが、まさかの更新が(^_^;) ブクマしました!
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