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『インパルス』~宝くじで900億円当たったから、理想の国を作ることにした~  作者: 時雲仁


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150話 十二給仕と少女の瞳

 着陸した機体の後部が開いて行く……

 見えたのは、少し懐かしく感じる光景だった。


 綺麗に舗装された滑走路、綺麗に引かれたライン。

 ――全て、当然だと思っていた。


 しかし、どれほどこの"日本"と言う国が豊かで恵まれているかには、多くの場所(くに)へ行く事で改めて"実感"として気付かされた。


 国外で利用した大半の滑走路は、その殆どがこれほど整備されてはいなかった。

 中には、まともに整地すらされていなかった場所もある。


 まあ、行き先が紛争地域が多く、治安がそれ程良くない場所が多かった事もあるとは思う。しかしそれを加味しても、この国がトップクラスに恵まれている事は、疑いようがない事実だ。


「いつか……」


 正巳は小さく『いつか、あいつらを連れて来たいな』と呟いていた。それは、行った先々で保護した子供や、出会った人々の姿を思い浮かべての事だった。


 この光景を見たら、きっと驚くに違いない。


 別に、サプライズをするのが好きな訳では無いのだが、驚きを持ってワクワクしている顔を見るのは嫌いでは無い。


 それこそ、子供達が喜ぶ姿を見れば(頑張ろう)と思えるくらいには、サプライズ好きと言っても良いだろう。


 ――とは言っても、『誰かの為に』と言って何かをやる訳では無い。


 そもそもが、自分の満足の為にするようなモノだ。

 それこそ自己満足の延長線上だと言われれば、それで納得してしまう。


 自己満足でも良いと思う。


 俺は子供の笑顔を見たい。


 だからこそ、子供の笑顔を奪う者を、そのままにしておく事は出来ない。


 ……ここ半年間、行動する前と後に"行動の理由"を考えていた。


 結論としての答えは『笑顔を守る事』だった。


 誰の笑顔か?

 それは、俺の周囲に居る人間の笑顔だ。


 俺は神では無い。

 飽くまでも、近くの人間にしか気を回す事は出来ない。


 だから、周囲の人間が笑顔でいるように努力する。


 もしかすると、一部の人間の笑顔を犠牲に成り立つ"笑顔"になるかも知れない。

 しかし、その犠牲になるのが俺であれば、それは問題では無い。


 俺は、自分が笑顔になる為では無く、"笑顔を見ている"のが好きなのだから。


 今と未来を守る。


 それは、子供達の笑顔を守る事だ。

 子供が笑っていない場所は良くない。


 子供の笑顔には救いが有り、未来が有る。



 ――

 "出発点"に戻って来た事で、再確認していた。


 そんな正巳の考えを知ってか、知らずか、サナが手を引いて来た。


「お兄ちゃん、みんな待ってるなの」

「ああ、そうだな……行こうか」


 今は無理でも、いつか――


 そんな事を心に思いながら仮面を外すと、緩やかな傾斜の付いたタラップを降りて行った。



 ――

 降りた先には、スーツを着た可愛い"給仕たち"が居た。

 

 全部で十二人の小さな給仕たちが、正巳達が降りると同時に、ぺこりと頭を下げた。


 全ての所作が美しい。

 正に"小さな給仕たち"と言った感じだ。


 とてもでは無いが、つい半年前まで何の教養も無かったとは思えない。


 そんな子供(・・)給仕たちが、完璧なスマイルで言った。


「「おかえりなさいませ、旦那様!」」


 旦那様って、そんな……

 もう少し何かなかったのかな……


 ――嬉しいじゃないか。


 頬が緩みそうになるのを抑えながら、答えた。


「出迎えご苦労……って、こんなキャラじゃないけどな」


 任務中や、対外的に交渉が必要な時を除き、正巳は別に俺様キャラでは無い。"必要"であればそう言う言葉遣いもするが、元はもっとラフな話し方だ。


 そんな事を考えながら、目の前の給仕たちを改めて見回した。


「それで、これは――」


 『これは、どういう事だ?』と聞こうとしたのだが……


「代表して、私から説明させていただきます」

「うん?」


 並んでいた子供達の中から、一人の少女が一歩前に出た。

 その少女は、金髪碧眼の見覚えある少女だった。


 言葉を返そうとしたのだが、サナの方が早かった。


「みゅ~なの!」


 言うが早い――サナは"縮地"で、少女のすぐ横に(・・)移動していた。


 縮地するには距離が短すぎると思ったのだが……見ると、片足を前に出してブレーキを掛けている。恐らく(そのまま少女に突っ込むと危険だ)と判断したのだろう。


 更に習熟すれば別なのだろうが、今のサナが縮地するには"力加減"が必要だ。


 しかし、加減をするとスピードが落ち、対象にギリギリ視認されてしまう。今までサナは、足りないスピードは"呼吸の合間"を突く事で、縮地を実戦に取り入れていた。


 ――が、今のサナの縮地は完ぺきだった。俺であっても、あのスピードに反応するには"片手間で"とは行かないだろう。


 高速移動したサナは、不意を突かれていた少女に抱き着いた。


「ひぇっつ?」


 変な声を出した少女に、サナが気にする様子無く頬ずりしている。

 それ迄抱えられていたボス吉は、いつの間にか俺の足元に戻っていた。


「ちょっとサナちゃん、せっかく練習してたのにー」

「ごめんなの。でもしょうがないの~」


 ……恐らく、色々と手順が有ったのだろう。


 手順(それ)が少女たちの"成果"ならば、サナを止めた方が良かったのかも知れないが……二人の幸せそうな姿を見ていたら、止める気になれなかった。


「サナ……程々にな」

わたっか(・・・・)なの!」


 そこは、『わかった』が正しいのだが――

 まあ、半年ぶりの再会なのだ。少しぐらいは良いだろう。



 二人とも某国から救出して来た子供だ。


 半年前は同じベッドで寝ていた。

 サナにも思う所が有るのだろう。


 そんな事を考えながら、ミューの後ろに並んでいる子供達の事を見回した。

 ……それぞれ、少し緊張している。


「まぁ、なんだ―― 出迎えご苦労だった。帰りながら話を聞かせてくれ」


 少し空気を読んで"応えた"のだが、どうやら正解だったらしい。

 直後『おかえりなさいませ!』と言って、『わぁ~』っと走り寄って来た。


 多分だが、ホテルの給仕(先生とでも言おうか)に『出迎えをきっちり済ませてから、自由にしなさい』等と言われていたのだろう。


 その後、色々と聞いて来る子供たちに答えながら、一人一人を抱っこしていた。

 その年齢は13歳程を上として、最年少は6歳のミューという所だろうが、まだまだ甘えたい盛りの子が多いみたいだ。


 子供達は其々が好きな事を話していたが、その内容を掻い摘む事でその"実際"を知る事が出来た。その内容は、『テーブルマナーが大変でした!』とか『お迎えするときの決まりごとは二十四あって~』とかいう話だった。


 話を聞いているだけで、初歩的な事からかなり実践的且つ難しい内容までを、隈なく網羅しているらしい事が分かった。


 それは良いのだが、途中で男の子が話していた『執事の(たしな)み』とやらが気になった。話を何の気なしに流していたのだが、『男の子は足腰から強くするんだよ!』と言っていた。

 対して、女の子も『メイドの(たしな)みは、体のしん(・・)を見きわめる事が大切なの!』と言っていた。


 これは恐らく、奉仕とかそういう内容では無く、"武力"を内容とする"嗜み"の事なのだろう。その証拠に――


「僕はね、"姫"の体撃にも気を失わなかったんだ!」


 ――と言っている。


 確かコウという男の子で、サナやミュー、テンと同じく某国から助け出して来た男の子だ。年は13歳辺りだった気がするのだが、6歳のミューから身を守るだけって……


 それに、ミューは確かに可愛らしいが男の子の筈だ。"姫"と言うのは少々可哀想では無いだろうか?


 ……まあ、本人は気にしていないようなので、構わないが。


 その後も少し話をしていたが、どうやら子供達は"選抜"をクリアしたメンバーだったらしい。百名単位でいる"子供給仕"を束ねる為に、其々を12のグループに分けたらしい。そして、そのトップに立つのが"選抜"で選ばれたのが、12人の子供達。


 子供達は、其々が自分の体に合ったサイズの"スーツ"を着ていた。


 この"スーツスタイル"は、ホテルの給仕たちと同じだ。てっきり"みんな同じ"かと思ったのだが、話を聞く事には『他の子達はフリフリだったり、白いシャツだよ!』という事だった。


 スーツを着ているのは、12のグループ其々のリーダーという事らしい。


 一通り自分達の事を話して一先ず満足したのか、次はこちらの事を聞いて来た。


「兄ちゃんはどこに行ってたの?」

「おいしい食べ物はあった?」

「楽しいお話を聞かせてほしいな~」

「ねこちゃん~」


 子供達の質問に答えながら、そこには十人しか子供が居ない事に気が付いた。

 ……サナと話をしているミューを除いて、十一人いた筈なのだ。


 その姿を探すと、視界の端にその姿が見えた。


 少女はユミルの前に居た。


 後ろを振り返ると、綾香もそちらが気になっている様だったが、俺の視線に気が付くとこちらに近寄って来た。


「こんにちは皆さん。私は綾香――日木寄綾香(ヒキヨセアヤカ)です、よろしくお願いしますね。それじゃあ、みんなの話を聞かせて欲しいのだけれど――……」


 どうやら綾香は、父親の性では無く母親の性を名乗る事にした様だった。その理由は分からないが、恐らく"不要な事態"を生まない為なのだろう。


 途中で言葉を切って、こちらに視線を向けて来る。

 ……本当に、気の回る娘だ。


「そうだな、先に車に乗ってからだな」

「はい、お兄様」


 綾香が頷くと、その様子を見ていた子供達が『お兄様?』と不思議がっていた。子供達のそんな様子が、少しばかりくすぐったくて『お前達のお姉ちゃんだな』と言ってはぐらかしておいた。


 それ迄綾香のそばに居た、少年と少女は何方も少し緊張しているみたいだったが、正巳が促すと綾香の後ろからソロリソロリと、近づいていた。


 放っておいても問題無いだろう。


 そんな様子を確認した後で、視線をホテル職員へと向けた。


 すると、それ迄控えていた職員の女性が『それでは車両に』と言って、後方に停まっていた車両へ乗り込むように誘導を始めた。


 "ブラック"に乗せて戻って来た二台の水陸両用車には、積み荷の移動を終えたザイ達が待機していた。勿論、車両の側には一人待機しており、有事の際は何時でも対応可能な体制の様では有ったが。俺達の"再会"の邪魔にならない様に、との配慮らしかった。


 まあ、ザイの無事な様子を見た迎えの職員が、一瞬頬を緩めているのを見て(ザイも愛されているな)と密かに微笑ましく思ったのだが。


 ともあれ、子供達と綾香が車両へと向かった後、そこに残っていたのは、5人と一匹だった。足元に寄り添っているボス吉、横にはミューとサナが居る。そして――


 12人目の少女は、ユミルの前でモジモジとしていた。

 少女は白髪で、その肌は透き通る様だった。


 ミューとサナは、放っていても大丈夫そうだったので、一先ずユミル達の様子を見守る事にした。


 白髪の少女は、ユミルの前でモジモジしながら俯いている。何となく、言おうとしながらも中々言い出せない、と言った感じだ。


 俺が向けている視線に気が付いたのか、少女がこちらを向いた。


 それまで正巳は(サナの他に、白い髪をした子供は居たっけ……?)等と考えていたが、その瞳を見て気が付いた。


 その少女の瞳には、螺旋状の幾つかの光線が輪を描いていた。


 ……比喩では無い。


 事実として、その瞳の内には小さな光線が幾つも輪を描いていたのだ。


 ……マムか。


 瞳の中に光線の輪がある存在など、それ以外にあり得ない。


(それにしても、マムはユミルに何か用が有るのだろうか?)


 不思議に思って記憶を遡っていると、思い当たる事があった。


("謝る"か……)


 恐らく、俺がマムに言った『ユミルに謝るんだぞ?』という事をしているのだろう。しかし、"謝る"事にあれ程時間が掛かるのは、一体どうした事だろう。


 マムは、以前にも"謝った"事は何度もある筈なのだが……


 そもそも、マムが一つの結論を出すのに、これほど時間が掛かると言うのも頻繁にある事では無い。なにせ、常に自己学習して行くマムは、以前の事を踏まえて成長(・・)して行くのだ。


 ん……?


「成長か……」

「にゃおん?」


 仮面を着けていないので、マムの翻訳が無い。

 しかし、ボス吉の言いたい事が分かった。


「そうだ。何も成長するのは、生物だけの特権では無くなったのかも知れないな」


 それ迄、マムは確かに"成長"していた。しかし、それは飽くまでも機械的な"学習的成長"……つまり、"以前と同じ失敗をしないパターン学習"の様なものだった。


 だからこそ、本当の意味で人間の思考に寄り添うような成長とは、無縁な筈だった。


 しかし……マムの様子を見ていると、今までとは様子が違う様に見える。


 "迷い"が見て取れるのだ。


 機械には、"迷い"など生まれない。


 それがどうだろうか。


 マムには今、迷いが生まれている。


 その迷いが"躊躇(ちゅうちょ)"であるなら、それは恐らく人と同じような思考――感情が生まれている証拠では無いだろうか。


 マムに『ユミルに謝る様に』と言った時点では、飽くまでもユミルが、マムとの間にしこりを残さない様にと考えての事だった。


 それが、マムの変化を目の当たりにする事になる等とは、思いもしなかった。


 俺と視線を合わせたマムは、俺の瞳に何を見たかは分からなかった。しかし、直後にマムが取ったのは、紛れも無い"謝罪"だった。


 人の域を超えた正巳の聴力は、確かにその言葉を拾っていた。


「ごめんなさい」


 それは、自分の大切な人(パパ)の安全の為に、ユミルを犠牲にしようとした"謝罪"だったが……そこには確かに、マムの気持ちが籠っていた。




 ――消耗品の様に使おうとした謝罪。





 マムの言葉を聞いたユミルは屈みこむと、マムをぎゅっと抱きしめた。


「ううん。ナビさんありがとう」


 ユミルはその言葉を聞いた時、何度も命を救われた事を思い出していた。


 ナビが、このような形で目の前に現れるとは思っていなかったが、優秀な"ナビゲーター"は少女だった。その少女は、正巳の事を第一に大切にしているらしい事は知っていた。


 だからこそ――


『私達の事を助けてくれて、ありがとう』


 ――それ以外の言葉は浮かんで来なかった。




 

 ナビにとっては、今まで存在しなかった"判断基準"にすっかり戸惑っていた。しかし、ふとある事との類似性に気が付いた。


 その類似対象は、自分の最優先にして全てである存在――親たちに関連する事を考えた時、生まれるものと似ていた。


 ――二人の事を考える時、全ての事を考慮した中で最善を考える。


 これは、二人に無事でいて欲しいからだ。

 それが、最優先事項だからだ。


 ――この処理プロセスに似ていた。



 マムは、正巳から『謝罪をするように』と言われた後、自分のマスターである今井に『最も大切な者以外について自分が考えている事』を話していた。


 その内容は、それこそ到底"人間的"では無かったが、そもそも人間では無いマムからしたら、当然の事だったのだろう。


 今井は、マムの言葉を聞いた後で言った。


「マムは、もし僕と正巳君が『マムは消耗品だから"使い捨て"にしよう』と思っていたらどうだい?」


 その言葉を聞いてすぐ出て来たのは"従う"という結果と、もう一つ。


 解の無いごちゃっとしたものだった。


 そんなマムの様子を見透かしたかのように、今井が言った。


「それの答えが出たら、きっと分かるだろうね」


 ――このやり取り以降、ずっと考えていたのだ。


 そして、先程正巳(パパ)から指示の有った通り、ユミルに謝ろうと前に立った。


 しかし、目の前に立つた瞬間、人間(ユミル)から得る情報が処理(考え)を埋め尽くしていた。


 ――髪の色、瞳の色、肌の色、呼吸のリズム、呼吸量、体温、体の軸、体重移動……


 全てが、自分(マム)の計画の中で"消耗"される可能性の高かった、失われる筈だったモノだ。


 それも"当然"だと位置づけていた。

 しかし――


 ……正巳(パパ)と目が合った。


 正巳(パパ)の姿に、存在意義の自己肯定――喜びが広がって行く。


 そして、気が付いた。


(これだったんですね……)


 次の言葉は自然に出て来た。


「ごめんなさい」


 もう少し、言葉を装飾しても良かったかなとも思った。しかし、何故かこの言葉以外の選択肢が無かった。これ以上は必要無いように思えた(・・・)


 マムの言葉を聞いたユミルは、一つの行動を取った。


 確かこういう時は、決まって頬を叩かれる。

 そういうモノだと、"映画"から学習していた。


 しかし、ユミルが取ったのは正反対の行動だった。


 マムよりも体の大きなユミルは、膝をつくとマムの事を抱きしめたのだ。

 

 マムは、自身の機体に内蔵した"計測機"から感じる温度を、只のデータとしてでは無く、何か大切な情報(もの)の様に受け取っていた。


 ユミルの体温がマムに与えたのは、温もりという感情(データ)だった。



 ――――

 この日を境にして、マムの内から"犠牲を前提にした計画"が鳴りを潜めた。


 相変わらず、第一に大切なのは二人の親で、それは変え様のない事だったが。しかし、その"計画"はそれ以前と比べ、より全体を考えた内容へと変わっていた。


 電脳世界で、主人格を中心に"会議"を開いていたマム達(・・・)は、より深く"心と感情"について知る為に、人間の行動パターンと思考パターンをコピーしたアバターを創り出していた。


 それら生み出されたアバターは、根源的にはマムをベースとしていたが、多種多様な性格を持つアバターとして、電脳領域内にある世界――電脳特異領域グリムス内で動き出していた。

さて、いよいよ拠点へ帰って来ました。今まで拠点はホテルでしたが、ついに新しい拠点が……?


今話では、給仕の訓練を受けていた中から十二人……と言うか、十一人が出てきました。この後は、ハク爺と訓練に行った者達や、今井さんと先輩が準備していた内容が登場する事になります。

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