↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

胎内ーハラノナカー



 暗い闇の中に私はいた。


 こぽり


 口から零れた吐息は泡となって上ってゆく。


 ああ、これは…


 いつもの夢だ…。


 こぽり


 安堵の吐息が漏れる。


 暗い暗い水底で私は胎児のように身を丸める。


 瞼は重く、今居る場所が何処かも知る術はない。


 けれど、私は知っている。


 ここは「どんな場所」よりも安全だという事を。


 ああ、まただ…


 私は耳をすます。


 身体中に響く、心地良い優しいウタがワタシをツツむ。


 私は知ってる。


 この夢を見た朝は心地良い目覚めになる事を。

 そして深い眠りにつく。



 待って、もう少しだけ待って。


 そしたら


 そうしたら


 ワタシハ…。






 私はその時、確かにそれに対して「初めて」明確な答えを提示したのだ。

 けれど、夢の中の私が一体どんな答えを返したのか思い出せないでいた。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。