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狂信的な正義

作者: みのー

溢れているのは

止むことのない

目に見えぬ仮初め


考えれば考えるほど

形が曖昧になり


考えねば考えぬほど

頭はすっかり空っぽになり

見事狂信者の仲間入り


取るに足らぬ事よ

と投げ捨てれば

逃れることの出来ない社会に

置いてきぼり


どれが本物?

何が真実?


動かぬ事実はそこにあれど

我らは今日も翻弄され

道化となって愉快に踊り出す


今宵も多くの犠牲者が

小さな種を世界へばら撒く


あちこちで種は成長し

刈ることの出来ぬ木々へと

成長するであろう


気付くのはどちらが先か

はたまた雑踏に紛れて

快楽に浸るか


選ぶ権利は我らにある

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― 新着の感想 ―
[一言] 私たちがまみれているのは、“情報”にすぎない。 何が本物で、真実であるのかはわからない。 それにもかかわらず、その手立てを得ないままに狂信。 この詩で表現されているようなことは事実、今此の…
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