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ミロヨは、男心がくすぐって、
どうしても、「美少女クラブ パラサイス」なるものに行ってみたかったのである。
他パーティーを宿屋に残し。
クエストをこなすのだとごまかし。
「どうしてどうして」
と喚く、二人を無視して敢えて振り向かず、森を抜け、
ここまで来た。
途中、道端で、なぜか千両箱を拾った。
この話の都合の為ならありがたい。
ミロヨは、ありがたく千両箱をくすねた。
悪い奴だ。ミロヨは。
それはさておき。
よし!
これで豪遊出来るぞ。
ようやく辿り着いたその場所は・・・・・・、
まさに、見た事ない別世界。
まさにパ・ラ・ダ・イ・スだった。