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人生を小説にするなら  作者: 真壁 勇太
2/2

母と日常

母と私は衝突の仕方がおかしい。


母は執拗に完璧を求めてくる。


最近まで長く勤めていたとこをやめ親の自営の店に勤めていた。


既に過去形ではあるのだが


母はタバコ休憩や、解らないことはやらない、出来ないからやらない、辛いから疲れたからと逃げるくせに私には逃げを許さない。


一つ私が苦手で嫌でやらないことに気づくとそればかり指摘してくるしそれをやってこそあんたは周りと平等になると言ってくる。

これは推測でもなんでもなく私が一番嫌だ苦手だと思ってることに対して執拗にやるよう求めてくる、それに気づいてそれを許さないとばかりに強請しようとするくせに私が「私が嫌だってわかってるのに何故それをやらせるのか!」というと「は?あんた嫌なの?ふーん」と初めて聞いたかのように言うのだ。

たちが悪いにも程がある。


例えば私がやってるいくつかの事を自分や他の人が出来なくても「拘りが強すぎる」とか「そんな完璧にできない」とか言う癖にだ。


それをずっと言われてくると今度は気にならなかったはずの事が気になり始める「何故他の人には言わないのか」

「何故私だけ自分が嫌なことも他の人が嫌なこと出来ないことも全部やらなければ許されないのか」

「何故嫌なことと苦手なことをやってもそれが当然とばかりに誉めることもないのか」

正直私は周りに文句とかノルマとか何かしら言われない限りは自分が一番仕事量あろうがそれに対する報酬が一緒だろうが全然気にとめるタイプじゃないのだが親からそう言われ続けるとじゃあ周りのやつらはなんなんだ?……と気にする場面が多くなる。

これは本当に何も言われなければ更々気にならない。


但し自分が嫌で苦手だと思う事で周りの人間が意図も簡単にやれてしまうことがあるのでそこについては何も言わずに変わってほしいのだが親を筆頭にいくら簡単でもそもそもなるべく仕事量を減らしたがる要領のいい人間とかは自分が嫌で苦手なことも人が嫌で苦手なこともやりたくないという怠惰な態度で過ごすのだ。

理解不能だ、私は自分ができることでその人が嫌で苦手でやりたくないと思うことは引き受けるし自分の仕事含めて出来そうな好きな作業なら仕事量がその人と変わっても引き受けるのだから。


妹との関係は一番顕著に母親の中途半端な私だけへの完璧主義がでる。

私が他の人のも含めて家事をしたりするとやってないことだけを指摘する(妹は自分の事以外なにもしない)シワを伸ばしたりとか細かいことまで指摘する。

妹が家族の分はほっといて自分の洗濯物だけしてる、という内容だけ盾にして何故お前はしないのかと言われる。

私はするならまとめて自分以外の洗濯物も処理するし私にも洗濯物がたまったと判断するタイミングがあって母親とは感覚が違うのに母親は自分がこうだと思ったらその時やらない私は悪になる。

そうして私の分の洗濯物だけ自分の手で干せと言ってくるのだからやはりたちが悪い。

私は皆の分洗濯をし皆の分干し皆の分畳むのだから。(妹のは本人がしてるので無い)


そこで母に自分の分だけでも、といわれるのでそれじゃあ溜まるまで放置しといてくれというといつの間にか洗われやりたくないタイミングで強請するのでまたたちが悪い。


皿洗い、猫の世話、簡単な調理をしてご飯を食べて、風呂にはいって。


それだけの事でいっぱいいっぱいの私だ。

ここに仕事を含むとその大半がまともにこなせなくなったり体調や状態でやれる数が変わってくる。


全てをルーティングするのは無理なのだが親はそれを求めてくる。

世間一般はどうなのだろうか?


日常茶飯事の事を何をさも難しい事のように言うのかと思われるのだろうか。








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