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プロローグ side.A
私は望んでこの世に生まれた訳じゃない。
私は自分が生まれた意味を知らない。
そんな私を、彼女は変えてくれた。
彼女の想いは天を裂き、
彼女の願いは地を砕く。
それでも私は、彼女を信じて進む。
いや、違う。
だから私は、彼女を信じて進む。
私を変えてくれた彼女のために、進み続ける。
たとえ世界が滅んだとしても、私は止まらない。
彼女がいる限り、私の世界は終わらない。
私にとって、
彼女は太陽だから。
彼女は月だから。
彼女は世界そのものだから。
そして何より、彼女は私なのだから。
どうも、竹神です。
本作はシリアスになります。
自分の他の小説と比べるとどえらい差がありますね…。
これからも他と同時進行でいきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。