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硝子細工  作者: 杜川 空
1/1

プロローグ

とりあえずアカウントを作ったので書いてみることにします。


よろしくお願いします


12歳の私に告げられた病名は、あまり勉強のできなかった私にとって少しもピンと来ないものだった。

簡単に言ってしまえばだんだん目が見えなくなるという病気であったが、きっと小6の私にとってはヘンな病気より新しいゲームを買えるかどうかのほうがずっと重要で、私は虚弱とは無縁の存在だったから何もわからずに、きっと風邪のようにすぐ治るものだと勘違いしていた。親にただの一度も心配されたことのない私はその神妙な顔が不思議で、また少しこそばゆいものがあった。


私は目が悪かった。

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