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二年 1

昔の偉い人はこう言いました。

「好かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」

 高校二年生になった。


 始業式の日、私たちは桜の木の下にいた。


 何枚もの桜の花びらが舞っていた。


 二年生でも同じクラスになれた。


 それだけで嬉しかった。


 この時すでに、彼女の目に光はなかった。


 私はそれもよかった。


 いいや、嬉しかった。


 周りの人は集まるはずもなく、私たちだけの世界を築いた。


 気味悪く見えたのだろう。でも私には関係なかった。


 授業が始まるが、私は先生と仲が悪かった。


 私たちの中を引き裂こうとしている先生が嫌いだった。


 休み時間は、一秒でも長く彼女と居られるように急いだ。


 わずか席一つ分離れていただけだったのだが、急いだ。


 そして、一秒でも長く彼女と居た。


 クラスの人の目なんか見えなかった。


 授業後も、彼女と一緒にいた。くっついた。


 彼女といられるのが幸せ。彼女を好きでいられるのが幸せ。


 しかし、少しずつ、薄々と、気付いていた。


 気付いていたというより、感じ取っていたのかもしれない。





 一学期半ば、初めて彼女が私を否定した。


 物静かな彼女の大声を初めて聞いた。


 クラス中のざわめきが、一瞬にして凍りついた。


 凍っていたのは私も同じだった。


 同時に、別の感情も現れだした。


 怒りと憎しみ。真逆の愛情。


 あれだけ優しくしてあげたのに。


 あれだけ一緒にいてあげたのに。


 何がいけなかったの? 私は悪くない。


 …自分勝手。…もう知らない。


 どうなったって…。

はい、これでストックがなくなりました。

というわけで、次回の更新は来月くらいになりそうです。


それまではもう一つの小説の方を書いていくかと思います。

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