表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩全集2

Why。Why。Why。WhyWho。

作者: 那須茄子

冷たい空っぽと斬殺死体

足りない物と要らない物を

塗り合わせたら

世界が潤んだ

適当な言葉が正しさを孕んだ

継ぎ接ぎを良しとした


間違ってる

壊れてる

だけど

心底嫌いにはなれない


生まれ落ちたこと

喜んでよかったの?

皮を被ったまま

小さくなってしまうのに

なぜまだ上手に息隠れようとする


絶望して失望して

裏切られた先に

死にたいと願ったんだったよね

それなのに

手慣れた命乞い

助かりたいって

殺されたくないって


血飛沫を楽しんでいるように見えるの


私はなんなの

私は僕なの

私は変だよ


嗚呼

結局は

最後は


正そうとした人間が

おかしくなって

病に至って

狂うんだ

そして

消えてしまえと

ナイフを

何者かが突きたてに来る



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ