お腹が痛い
今回はちょこっと「」がついていないところの書き方を変えてみました。
「さて、ここからどうしようか」
おなか一杯になって休憩してから朋美が聞いてきた。
ここにいても食料はいずれなくなるし、なくなったらあのウサギが入ってくるかもしれない。
そう考えると何か武器を作るのがいいかな。
「剣とか作れないかな」
「無理、何言ってんの。ここには木はないんだよ?わかってる?」
即答された。わかってるよ。ここが広場だってこと。木も草も生えてないってことくらい。
「周りから取るっていうのは?」
「う~ん、枝くらいなら飛びついてボキッとできるんだったらいけないこともないかな」
「じゃあそれでいこ……」
「あんたできる?」
「……。」
はい、無理です。ごめんなさい。
そしたらどうする?このあと。
「っ!なにこの違和感!」
「ど、どうしたの?」
「……痛い、お腹が痛い。くっ……」
おなか痛い!?ドラゴンのお肉を食べたのがいけなかった?
どうしよう!
「やばいかもしんない。ちょっと休む」 ドサッ
気絶した!!そんなに痛かったの?
「っ!?私も痛くなってきた。痛い痛い痛い痛い。」
どうすれば収まるのこれ?
痛すぎて死んじゃうよ。やばい……もう限界……。
そうして私も朋美も異世界のわけわからんところで意識を失った。
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そのあと小夜と朋美の下から草が生え、大きな葉を二枚生やした。
二人は葉に乗り眠りについた。
そしてドラゴンが光りだし分解され二人の体に吸い込まれていった。
ドラゴン食べなきゃよかったのに。
面白かったら続きも読んでください。