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橋の王

それは極めて限定的で、だからこそ強すぎた。


ある程度の幅があり、ある程度の水量があり、ある程度の大きさの橋が架かっている。


そこに橋の王はいた。


その奇っ怪な見た目から嫌悪感を誘発し、見た目通りの食欲によって周囲一帯の生態系を著しく破壊する様は正に橋の王者と言っても過言ではない。



それは王者であった。それは強すぎた。そして、それは独善的であった。


だからこそ最後(衰退)は早かった。


かつてあれほど恐れられていた橋の王は「橋」その物が老朽化し、朽ち果てることに抗えなかった。


今では地上において「橋」はない。


今もまだ橋の王は「橋」を待っているのだから。

名前 橋の王

難度 師団級

特徴 橋の上でしか生きられない人工物寄生体の一種。その正体は脊髄を獲得した刺胞動物であり、その姿はイソギンチャクや逆さにしたクラゲを連想させる。無数の触手は橋下の川から水を汲み上げ近づくもの全てを切断するウォーターカッターになる。

なお、中心の胴体部には無数の眼があり天辺には大きな穴が空いている。

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